【RISE】AKARIが左ストレートでダウンを奪った末のTKO勝利、YAYAは自力で立ち上がれず退場
RISEクリエーション
『RISE GIRLS POWER.5』
2021年9月12日(日)東京・後楽園ホール
▼第6試合 フライ級(-52kg) 3分3R延長1R
◯AKARI(TARGET/RISEミニフライ級1位、ミニフライ級NEXT QUEENトーナメント 2021 優勝、2018年KAMINARIMON全日本女子トーナメント-52kg級優勝)
TKO 2R 0分4秒 ※ドクターストップ
●YAYAウィラサクレック(WSRフェアテックス幕張/RISEフライ級2位、初代J-GIRLSスーパーフライ級王者)
AKARIは49kg、YAYAは52kgと本来AKARIが1階級下となるマッチメイクだが、同階級に対戦相手がいないためAKARI側からYAYAへ対戦を打診。これをYAYA側が承諾し、YAYAの体重に合わせたフライ級(-52kg)での対戦が決定した。
対するYAYAは初代J-GIRLSスーパーフライ級王者の肩書きを持ち、タイを主戦場とする本格派ムエタイファイター。昨年9月にはS1レディース バンタム級ジャパントーナメントに参戦すると、当時無敗のKAEDEとの延長ラウンドまでもつれ込む接戦を制し、決勝戦へ進出。決勝では☆SAHO☆に判定負けを喫し準優勝となるも、高い技術と攻撃力を見せつけた。
今年5月にはミネルヴァスーパーフライ級王者・聖愛と対戦し、3R判定勝利で王者食いを果たしている。
1R、アップライトで構え、前蹴りのフェイントをかけつつ前へ出るAKARI。パンチで前へ出ようとするYAYAをAKARIは前蹴りで吹っ飛ばす。
AKARIはジャブ・ローからのフックで中に入り当てるが、YAYAが反撃しようとするとAKARIはステップでその場にいない状態だ。
終盤打ち合う両者だが、前蹴りやヒザに繋ぐAKARIのほうが印象が良い。
ラスト10、AKARIのタイミングを見計らった左ストレートがYAYAにクリーンヒット。後脚をグラつかせヒザを落とすYAYAにダウンが与えられた。すぐに立ち上がるがここでゴング。
インターバル中に後脚である右脚をケアされていたYAYA。2R開始の前にドクターチェックが入る。
YAYAは歩けはするようで、試合再開に同意。
2R、ゴングと同時にAKARIが前蹴りを放つと、モロに食らったYAYAは後向きに倒れこみ、立ち上がることが出来ない。
どうやら脚の負傷は深刻のようだ。レフェリーがストップし、AKARIのTKO勝ちが宣告された。
YAYAは一人では歩けないようで、セコンドに背負われ退場した。
AKARIは嬉し泣きをしながら、マイクで「前回タイトルマッチで負けてしまったんですけど、目指しているものは変わらないので、ずっとずっと寺山選手を追いかけてます。追い越すので、それまで見守っていただけたらと思います。いい感じに寺山選手にもプレッシャーを与えられたと思うので、もう一回やらせていただきたいと思います」と女帝・寺山との再戦をアピールした。
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