武尊「無制限 延長Rで」と完全決着発言、那須川天心「そこまで持って行かない」
那須川天心vs武尊が来年6月に”中立な舞台”で実現する。本日24日、東京ドームホテルにてカード決定記者会見が行われた。
2人はこれまで対戦を意識し続けており、那須川は15年11月にK-1の会場の花道で武尊に向かい「大晦日で(戦いましょう)」とアピールしていた。あれから6年、ようやく実現した。
試合はキックボクシングルールで行われ、1キャッチ1アタック(掴んでの攻撃は1回のみ)のキックボクシングルールをベースにする。体重は58kg契約。翌日4kg戻し。場所は大きな会場でと最終調整中だ。
試合のラウンド数は調整中だ。武尊は会見で「ラウンド数はこれから決まると思います。判定、ドローという結果はいらないと思うので、延長無制限Rでやりたいと思います」と完全決着を望む。「毎回負けたら引退の覚悟で出ている」という武尊。武尊は2012年に負けて以来、連勝中だ。武尊がキックボクシングの現役選手を続けるには勝利は必須だ。
その無制限ラウンド発言に那須川は「関係者やチーム、周りで相談して決めてもらいたい。最終的に榊原さんが決めることだと思うので。引き分けはいらないというか、そこまで持って行かなきゃいいっていう話ですよね」と自信を見せた。
接近戦でパワーファイターの武尊、那須川は正確かつディフェンス力に優れ、これまでダウンはなく、以前のインタビューでもクリーンヒットは許したことがないと語る。共に40勝同士の一戦。全試合のKO率は那須川が上回るも、ここ5戦は那須川が1KO、武尊が3KOと武尊が上回る。6月まで那須川は2戦(大晦日、4月のRISE最終試合)、そして武尊は1戦を挟む予定というが、世紀の一戦までの互いの試合内容やコンディションにも注目される。
【選手データ】
・那須川天心(23=TARGET/Cygames)身長165cm/構え:左/40勝(28KO)無敗 第6代RISEバンタム級王者/初代RISE世界フェザー級王者/ISKAオリエンタルルール世界バンタム級王者(16年)
・武尊(30=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)身長168cm/構え:右/40勝(24KO)1敗 現K-1 WORLD GPスーパーフェザー級王者/元K-1 WORLD GPフェザー級王者/元K-1 WORLD GPスーパーバンタム級王者/元Krush -58kg王者/K-1 WORLD GP3階級制覇
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