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【RISE】奥平将太が延長判定を制し連敗脱出、藤井重綺とのイケメン対決に勝利

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2022/07/29(金)UP

奥平(右)が判定勝利

RISEクリエーション株式会社
『RISE 160』
2022年7月29日(金)東京・後楽園ホール

▼第5試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R延長1R
●藤井重綺(Team +1/同級6位)
延長判定0-3 ※9-10×3
○奥平将太(FIGHT CLUB 428/Team Bull/同級8位)
※本戦は0-1(30-30、28-29、29-29)

ヒザ蹴りを当てる奥平

 ”イケメン対決”と称された一戦。藤井はRISEスーパーフェザー級6位にランク。アマチュアボクシングではインターハイに2度出場した経験を持つ。直近3連勝と波に乗る中、さらなる飛躍を目指す。奥平はプロデビューから3連勝を飾るも、直近は2連敗と苦戦中。再起を懸けランカー対決に挑む。

 1R、奥平の左ミドルに藤井がすぐさま左ローをリターン。プレッシャーをかける藤井がジャブで全身。ロングレンジから左ジャブを奥平のボディに伸ばす。藤井が左フックから右ストレートで奥平の顔面を捉える。効いた様子を見せない奥平は左ミドルで応戦。距離を詰める藤井はシャープなワンツーで距離を詰め、奥平は左フックを返す。

パンチを打ち合う両者

 2R、奥平が左の蹴りをローからミドルへ繋げる。藤井の入り際に左ジャブをヒット。藤井は左ジャブで距離を詰め、組んだ離れ際に右フックを浅くヒットさせる。藤井は右ミドルから右フックと蹴りとパンチのコンビネーション。終盤には下がる奥平へワンツーをヒットさせる。

 3R、奥平の入り際に合わせた藤井のジャブでアゴを跳ね上げる。距離を詰める奥平は至近距離で左フックからアッパー。離れた藤井は大きな右ハイキックを見せる。細かいフェイントから右ボディストレートを見せる藤井。打ち終わりに奥平が左フックを被せるも、藤井は距離を取り当てさせない。下がった藤井に奥平が右ストレートを伸ばす。のけぞった藤井へ右後ろ回し蹴りを放つも不発。パンチで前に出る奥平へジャブから蹴りを繋げる奥平。組み際でヒザを交換する中で試合終了のゴングが鳴った。

奥平が延長戦を制した

 ジャッジは1者が奥平を支持するも、2者がドロー。延長戦に突入する。

 延長R、奥平が左フック。距離を詰めた打ち合いに両者応えパンチを交換する。飛び込んで左フックを放つ奥平は組めばヒザ。藤井の左ローに奥平が右ストレート、左フックを合わせる。前進する奥平が下がる藤井に左フックをヒット。鋭いジャブで突き放す藤井へ左フックでプレッシャーをかける奥平。パンチで距離を詰める奥平は左フックで飛び込み、藤井はワンツーで応戦。両者手数を緩めないまま試合終了のゴングを迎えた。

 判定はジャッジ三者が奥平の勝利を支持。ランカー同士のイケメン対決は連敗からの脱出を果たした奥平に軍配があがった。

※全試合結果はこちら

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