井上尚弥、ダウンの応酬制しネリを6R KO!井上はプロ初のダウンも見事に粉砕=試合結果
5月6日(月・祝)に開催された『Live Boxing 8』(東京ドーム)で、世界スーパーバンタム級4団体王者・井上尚弥(31=大橋)が、挑戦者ルイス・ネリ(29=メキシコ)を6回右ストレートでKO勝利。1回には井上がプロ初のダウンも喫したが、見事KOで沈めて見せた。
【フォト】井上がネリを粉砕!KOの瞬間、井上が”プロ初”ダウンを奪われる連続写真
またも井上がKO勝利記録を伸ばした。井上は布袋寅泰の生ギター演奏で入場。
1R、サウスポーのネリに、井上がいきなり大振りの右を繰り出す。ネリも落ち着いた様子で、ジャブ連打で飛び込む。
近距離での打ち合いの中、いきなり、ネリの左フックが、井上にヒット!井上が軽く飛ばされるようにダウンした!井上はプロ初のダウンだ。
さらにネリはコーナーに詰め、ボディから連打!さらに右を入れるが、井上もアッパーを合わせる。
2R、ネリはまたも左カウンター狙い。ネリが左を大きく振ると、井上が左をカウンター!今度はネリがダウンした。
3、4Rと、互いにカウンターの狙い合いも、井上の右が当たり始める。井上は”打ってこい”フェイントからの連打も。井上が上下に強烈パンチも、ネリは打ってこいとジェスチャー。
5Rには井上の右にネリがグラついた素振りも、さらに井上のワンツーにネリの動きが止まる。
そして接近戦で、井上がダッキングからのコンパクトな左カウンター一閃!ネリが2度目のダウン!
立ち上がったネリは、大振りで井上を近寄らせない。
6Rには、打ち合いの中、次々と井上のフックが入り、顔が跳ね上がる。
そしてネリをロープに詰めると右一閃!ネリが崩れ落ち、レフリーが試合を止めた。
試合前の会見でネリは「死を覚悟して戦いに挑みたいと思う。KOで必ず勝つ」と覚悟と自信、井上は「とてつもない試合ができるんじゃないかと確信している。その中でKOに繋いで勝つ姿を皆さんに見ていただきたい」と激闘の末のKO勝利を宣言していた
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