井上拓真がV2で兄・尚弥に繋げる勝利、1Rにダウン奪われる波乱も強敵・石田匠退ける
5月6日(月・祝)東京ドームにて開催されたボクシングイベント『Live boxing 8』の[WBA世界バンタム級(53.52kg)タイトルマッチ]では、同級王者・井上拓真(大橋)が挑戦者の同級1位の石田匠(井岡)を判定3-0(118-109×2、116-111)で退けた。
1Rには王者がいきなりダウンを奪われる波乱も、以降は鉄壁のディフェンス、テクニックで圧倒した。
井上尚弥の実弟・拓真は、昨年4月に兄が返上したWBA世界バンタム級正規王座を判定勝利で獲得。今年2月、ジェルウィン・アンカハスにTKO勝利して初防衛に成功。今回は指名試合として同級1位の石田を迎え、2度目の防衛戦だ。
試合では、向かい合うと石田のフレームの大きさが目立つ。
1R後半、石田が長い腕で鋭いジャブで詰め続けると、カウンタージャブでダウン奪取!
拓真がガクリとヒザを落とす。拓真は立ち上がり、ゴングまでクリンチでしのぐ。
2Rには拓真も立て直し、左の差し合い。3Rからは拓真が鋭い踏み込みからのジャブ、さらには右を次々と当て始める。石田は鼻血。
石田も時折ワンツーを入れるも、拓真は細かい脚運びで近づいては、右アッパー、右オーバーハンドをねじ込む。
8Rには石田が打ち合い覚悟か、距離を詰め右フックを放つも、拓真のフックをもらう。10Rからは拓真も前に出ては、右アッパーを次々に入れ、石田の顔を跳ね上げる。最終12Rまで打ち合いが続くも、拓真はクリーンヒットをもらわず。
判定は2者が118-109、1者が116-111と拓真を支持。1Rのダウン以外はほぼポイントを取り完勝した。
拓真はマイクで「想像以上の石田選手のジャブの強さに苦戦したが、唯一の収穫は競り勝てたことだけ。もっと強いチャンピオンになる」と語った。
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