【RISE】SB3階級王者・笠原弘希が豪快連打でダウン奪う圧勝！終始ロンペットを圧倒

RISEクリエーション
『RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA』
2025年6月21日（土）神奈川・横浜BUNTAI

▼第11試合　GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT（-65kg）STANDING TOURNAMENT 3分3R延長1R
〇笠原弘希（日本/シーザージム/第3代SB日本ライト級王者）
判定3-0 ※三者とも30-26
●LOMPETCH（＝ロンペット/タイ/W-BEAST GYM/元ISKAムエタイ世界スーパーライト級王者）

【フォト】笠原が滅多打ち！ロンペットがダウンする瞬間

　笠原は、SB史上初の三階級制覇を達成するなど活躍。強烈なボディ打ちなど、破壊力を武器に数々の強豪選手をマットに沈めてきた。今年4月には、過去に敗北している、ジャックとの再戦で延長戦判定勝ちを収めた。

　対するLOMPETCH（ロンペット）は、146戦123勝22敗1分（87KO）の戦績を持つMMAファイター。22年には、原口健飛と対戦するなど、RISEには登場済み。22年には、笠原と対戦し判定負け。今回のリベンジ戦へ燃える。

　1R、笠原は左ジャブを丁寧に突きながら、右ミドルを強打。ロンペットも笠原のガードの上から、左右フックを叩く。笠原はボディ打ちから、顔面への左フックを返してヒット、アグレッシブに出続け、早くもペースを掴む。

　2R、スイッチも見せる笠原は、随所で豪快パンチ連打、ボディと顔面へとまとめ、好印象。ロンペットはコーナーに詰まってしまうが、左フックを返す。笠原はインロー、左ジャブ、右ストレートと攻撃を集め、左右連打でロンペットを滅多打ちに！連打を食らったロンペットがダウンを喫する。ロンペットは、立ち上がるもKO負け寸前のダメージを負った。

　3R、距離を詰める笠原は左ボディ打ちを強打、ワンツーへと繋ぎ、完全にペースをコントロール。パンチからハイキック、アッパー、左右ボディ打ち、ヒザとバリエーションのある攻撃で、終始主導権を握る。ロンペットは自ら積極的な攻撃は仕掛けず、ディフェンスするだけで精一杯だった。

　ジャッジは、圧倒的な実力差を見せた笠原を3者とも指示。笠原が判定で完勝した。

　笠原はマイクを持つと「本日はたくさんの応援ありがとうございました。ロンペット選手、2週間前という短い調整期間で受けてくれてありがとうございました。このトーナメントで世界チャンピオンになる人って、一つの最強の武器を持っていると思います。僕の自信は、倒れない打たれ強さと前に出る気持ちです。このまま勝ち続けて世界一を目指します」とアピールした。

※全試合結果はこちら

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