【海外MMA】ブラジル新鋭女子、怒涛パンチラッシュで逆転KO！「早く止めるべきだ」と実況が叫ぶ=米INVICTA

2022/03/13（日）UP
（最終更新：2022/03/13 12:24）

　3月10日（日本時間）米国カンザス州で開催された総合格闘技イベント『INVICTA FC 46』にて、実況が「早く止めるべきだ」と叫ぶほどの怒涛のパンチラッシュによる、KO劇が起きた。

　KOしたのは、デニース・ゴメス（22=ブラジル）女子フライ級マッチのミラナ・ドゥディエバ（32=ロシア）との一戦だった。

　ゴメスはプロ4勝1敗でINVICTA初参戦のブラジル新鋭。4勝のうち3KOとアグレッシブなストライカーだ。対するドゥディエバは元UFCファイター。12勝のうち10フィニッシュ（4KO・6一本）と決定力の高い選手だ。

　試合は1R・2R、元UFCファイターの実力を発揮してドゥディエバが優勢。ゴメスから2度のダウンを奪うなど、確実にダメージを与える。しかし、3Rからゴメスが反撃。強いプレッシャーで前進し、ドゥディエバに組みつくと、ヒジ、ヒザ蹴りを強打。ドゥディエバを金網に押し込むと、怒涛のパンチラッシュ！

　ボディを効かされたドゥディエバが防戦一方で崩れると、ゴメスはパンチを打ち続けた。最終的にはレフェリーが試合を止めたが、あまりにも殴られる様は、実況者が「もう止めてもいいタイミング。早く止めるべきだ！」と声をあげた程だ。ゴメスは格上を相手に逆転のKO勝利を飾った。

『INVICTA FC 46』
2022年3月10日（日本時間）米国カンザス州

▼女子フライ級マッチ
●ミラナ・ドゥディエバ（ロシア）
KO 3R1分56秒　※パンチ連打
○デニース・ゴメス（ブラジル）

【勝者 選手データ】（2022年3月11日現在）

デニース・ゴメス（22歳・Denise Gomes・ブラジル）
階級：女子フライ級
戦績：5勝（4KO）1敗（TAPOLOGY参照）

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