【パンクラス】“亡霊”らブラジル軍団来襲

2015/11/17（火）UP
（最終更新：2015/11/18 12:39）

eFightの試合動画 試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

　12月13日（日）東京・ディファ有明で開催される『PANCRASE 273』の追加対戦カードが発表された。今大会にブラジル軍団が来襲する。

　まず、パンクラス・ミドル級1位の新村優貴（TEAM CLIMB）は、同級3位ジバゴ・フランシスコ（ブラジル/CM system）と対戦。フランシスコはMMA戦績5勝1敗で7月にパンクラスへ初来日、当時ミドル級1位に君臨していた一慶を1R2分49秒、顔面へのヒザ蹴りでマットに沈めた。キックボクサーでもある新村とは打撃対決となるか。勝った方がタイトル挑戦へ前進する。

　稲葉聡（秋本道場jungle junction）は、ジェメソン・レイス（ブラジル/ROXO STRIKE TEAM）を迎え撃つ。レイスは17勝1敗の戦績を持ち、17勝のうち16試合が関節・絞め技による一本勝ち。一度組み付いたら離れないファイトスタイルから、付いたあだ名は“亡霊”だという。

　対する稲葉はテイクダウンして上からの攻撃を得意とするが、現在連敗中。2014年に全勝した勢いを取り戻したい。

　そして、パンクラス・ライト級5位の長岡弘樹（総合格闘技道場DOBUITA）と対戦するのは、ガブリエル・ミランダ（ブラジル/CM system）。ミランダはヒクソン・グレイシーの弟子で、シュートボクセ・アカデミーでヴァンダレイ・シウバらを指導した有名柔術家クリスチアーノ・マルセロの弟子。MMA戦績は9勝2敗で、9勝のうち8勝が関節・絞め技による一本勝ち。寝技でのフィニッシュ確率はなんと89％だ。対する長岡は打撃としぶとさが持ち味。

　パンクラスとブラジルの3vs3対抗戦の様相を呈してきた今大会。パンクラス勢はブラジル勢の猛威を跳ね除けることが出来るか。

＜追加決定カード＞

▼ミドル級 5分3R
新村優貴（TEAM CLIMB/パンクラス・ミドル級1位）
vs
ジバゴ・フランシスコ（ブラジル/CM system同級3位）

▼フェザー級　5分3R
稲葉　聡（秋本道場jungle junction）
vs
ジェメソン・レイス（ブラジル/ROXO STRIKE TEAM）

▼フェザー級　5分3R
長岡弘樹（総合格闘技道場DOBUITA/パンクラス・ライト級5位）
vs
ガブリエル・ミランダ（ブラジル/CM system）

▼バンタム級　3分3R
大橋悠一（P’sLAB大泉）
vs
前野辰一（グレイシーバッハ東京）