【ボクシング】延期の”優勝賞金100万ドル”ミドル級トーナメント開催が決定、英マッチルームが日本初興行＝7.15大阪

2024/05/24（金）UP
（最終更新：2024/05/24 19:47）

　世界有数のボクシングプロモーターである英国マッチルーム社は、7月15日（月）大阪・大和アリーナにて日本での初の主催興行を行うと22日、発表した。国内外のミドル級8選手による、優勝者賞金100万ドル（約1億5600万円）のトーナメント『プライズファイター・シリーズ』の準々決勝4試合が行われる。

　当初このトーナメントは、今年3月31日に、亀田興毅がファウンダーを務めるプロボクシング興行『3150FIGHT』（名古屋国際会議場）との共同開催で行われるはずだったが、直前となって中止に。トーナメントは延期が発表されていた。

　準々決勝の組み合わせは、以前発表された通りだが、出場予定だったIBF同級12位アナウエル・ンガミセンゲ（フランス）に代わって前OPBFミドル級の竹迫司登（T&T）が出場。地元の大阪でマーク・ディキンソン（イギリス）と対戦する。

　また、日本ミドル級王者でWBOアジアパシフィック同級王者の国本陸（六島）は、今年3月にTKO勝利した可兒栄樹（T＆T）とダイレクトリマッチで、防衛戦を行う。

　他、WBAインターコンチネンタル・ミドル級王者キエロン・コンウェイ（英国）と、アイニウェア・イリィアティ（中国）が対戦。
　“ザ・サイレンサー”ことアーロン・マッケンナ（アイルランド）は、ジェオバニー・エステラ（プエルトリコ）と戦う。
　
　なおマッチルーム社は、ネバーセイネバー（NSN）、楽天チケット株式会社とともに今後3年間、年に3回興行を行うと発表している。

＜決定対戦カード＞
▼プライズファイター・シリーズ準々決勝（10回戦）

▼国本陸（日本/11勝5KO 1敗）vs 可児栄喜（日本/8勝4KO 4敗3分）

▼マーク・ディキンソン（イギリス/6勝2KO 0敗）vs 竹迫司登（日本/16勝15KO 2敗1分）

▼アイニウェア・イリィアティ（中国/19勝14KO 1敗）vsキエロン・コンウェイ（イギリス/20勝5KO 1敗1分）

▼アーロン・マッケンナ（アイルランド/18勝9KO 0敗）vsジョバニー・エステラ（プエルトリコ/14勝5KO 0敗）

【動画】日本王者・国本が可兒にKO防衛！この両者が再び戦う

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