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【五輪柔道】選手団が帰国、大野将平「4年後を目指さない訳にはいかない」

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2016/08/16(火)UP

決勝戦を小内刈りで一本勝ちした大野(右) 写真=getty/eFight

 8月15日(月)リオ五輪に出場した柔道日本代表の選手たちが帰国し、成田空港で会見に臨んだ。
 
 今大会で男子が7階級すべて、女子が5階級、合わせて12個の歴代最多となるメダルを獲得した柔道日本代表。井上康生・男子監督は「本当に選手たちが死力を尽くし、担当コーチやスタッフ、応援してくれた方々が一つにまとまったからこそ、この結果が生まれたのではないかと思います。この最高の選手とスタッフと、最高の環境で戦えたこと私自身の一生の宝になりました」と挨拶した。

金メダルを手にした田知本遥 写真=getty/eFght

 今大会で日本柔道の金メダル第1号を獲得した大野将平(旭化成)は「自分自身、ピーキングとコンディショニングを重視して大会に臨みました。そして、今年目標としてきた(相手と)圧倒的な差をつけるということがしっかり畳の上で体現出来たと思います」と自信にあふれた表情で大会を振り返った。

 また、女子70kg級で金メダリストの田知本遥(ALSOK)が「念願の夢を達成することが出来て、とても幸せな気持ちです。そして、すごく大切なことを学べた大会になりました」と笑みを浮かべると、男子90kg級で日本初となる金メダルを獲得したベイカー茉秋(東海大)も「小さい頃からの夢が実現出来て、本当に良かったと思っています」と喜びを口にした。

日本男子90kg級で初の金メダルを獲得したベイカー茉秋 写真=getty/eFight

 4年後の東京五輪について聞かれると、大野は「目指さない訳にはいかないと思いつつも、まずはしっかり休みをとって、また小さな目標から頑張っていきたいと思います」と冷静に見据える。井上監督は「試合が終わり、次の日から東京オリンピックに向けて頭が動き出しています。また日本柔道界が一つにまとまって戦っていくことが、東京オリンピックでの成功に繋がると思います。もう一度気を引き締め直して、また新たな挑戦に向けて頑張っていきたい」と意気込みを語っている。

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