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【柔道】大野将平が金メダル、決勝でも一本勝ちで圧勝

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2016/08/09(火)UP

「リオ五輪  柔道男子73キロ級」
8日(現地時間)、カリオカアリーナ 

決勝戦はこの小内刈りで一本勝ちした大野(右)。今大会柔道初の金メダルを獲得した。写真=getty/eFight

 男子73kg級で2013年、15年の世界選手権優勝を果たしている大野将平(24=旭化成)が登場。
 今大会、圧倒的に勝つというテーマを掲げる大野は初戦の2回戦でムリージョ(コスタリカ)に足払いで相手をこかし、そのまま横四方固めで一本勝ち。
 3回戦ではスクボルトフ(アラブ)に内股で豪快に投げ1本、準々決勝ではシャフダトゥアシビリ(ジョージア)に腰車で技ありを奪い優勢勝ち、準決勝でファンティヘルト(ベルギー)に巴投げで一本勝ちを奪い、ここまで技ありと一本で圧倒して決勝進出した。

 決勝では今年のヨーロッパ選手権王者で世界ランク2位のオルジョフ(アゼルバイジャン)に開始1分半で内股で技ありを奪い、3分半が経過したところで小内刈りで見事な一本勝ち! 大野圧勝で今大会、柔道日本初の金メダルを獲得した。

 試合後、大野は「五輪は独特の雰囲気があるが、普通の国際大会と一緒ですし、気持ちの持ちよう一つだと思います。金メダルを取って当たり前という雰囲気を感じていたのでプレッシャーもありました」とコメントした。
 日本柔道男子金メダルは北京五輪以来8年ぶり。

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