【K-1】山崎秀晃「ゲーオにリベンジして優勝する」
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山崎（左）の1回戦の相手は初来日のレニタ（右・パネル）
6月24日（金）東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN～-65kg世界最強決定トーナメント』の記者会見が、4月29日（金・祝）都内にて行われた。
-65kg世界最強決定トーナメントの組み合わせが発表され、出場選手がそれぞれ意気込みを語っている。
初来日となるスタニスラブ・レニタ（モルドバ/Lion Club）は、「モルドバは小さい国だが、この国には勝ちをつかむまで決して下がらない、素晴らしいファイターがいることを知らしめたい」（司会者がメッセージを代読）とコメント。
そのレニタと1回戦第1試合で対戦する、3月の日本代表決定トーナメントを制して今大会で世界に挑む山崎秀晃（K-1ジム・チームドラゴン）は、「6月24日は日本代表として日本のファイターがどういうスタイルでどういう試合が出来るかを世界に知らしめたい。下がらないとおっしゃっていますが、そういう考えで来てくれるならアグレッシブな試合になる。1Rから目が離せない試合になるでしょう。“ゴールデンフィスト（黄金の拳）”をしっかり磨いてリングに立つ」と、日本を背負って世界に挑む決意を感じさせる。
レニタの試合映像はすでに見たと言い、「回転の速いパワフルな選手。僕とはかみ合うと思う。攻撃を当てさせず自分の攻撃を当てて倒したい。マイク・ザンビディスを思い起こさせる選手ですね」と評し、「最後には下がらなかったことを後悔させたい」とレニタのコメントに対して皮肉を言う。
そして、「一昨年のトーナメントでゲーオにああいう負け方（ゲーオの左ハイキックで額を陥没骨折して判定負け）をしたので今はゲーオにリベンジすることが生きる糧になっています。それが練習の原動力でもあります。1回戦でゲーオと当たっても勝って優勝するつもりでいました。勝ち上がって決勝でゲーオに勝って優勝して、ベルトが懸かった試合を実現させたい」と、ゲーオへのリベンジを誓う。
ゲーオが前回の会見で、山崎の掛け蹴りは「自分は目がいいので当たらない」と発言したことについては「やってみないと分からないが、多分当たると思います」とニヤリ。
また、野杁正明とHIROYAが主催者推薦で今回のトーナメントに出場することについては、「日本代表は1人でいいのではという気持ちはありますが、お客さんが見たいなら仕方がない。優勝するためにやることは変わらないので精進します」と語った。
会見は欠席のためパネルが用意されたグランダー（左）とマセーリ（右）
1回戦第2試合で対戦するイリアス・ブライド（モロッコ/Fighting Talents）と初来日のクリス・マセーリ（アメリカ/Stockade Muaythai）は、次のようにコメントしている。
ブライド「俺は-65kgで世界でもトップ3に入る人間だと思っている。過酷なトーナメントになることは間違いないだろうが、ほかの選手と格の違いを見せて、必ず自分が優勝してみせる」
マセーリ「アメリカを代表して、世界のトップファイター相手に自分の技術を試せること、K-1のリングで自分の実力を格闘技ファンに見せることが出来ると思うと興奮が止まらない」
・1回戦第3試合、野杁vsグランダーの記事はこちら
・1回戦第4試合、ゲーオvsHIROYAの記事はこちら
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