【K-1】主催者推薦で敗者復活の野杁正明「出てよかったと思われたい」

2016/04/29（金）UP
（最終更新：2016/04/29 22:05）

　6月24日（金）東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN～-65kg世界最強決定トーナメント』の記者会見が、4月29日（金・祝）都内にて行われた。

　-65kg世界最強決定トーナメントの組み合わせが発表され、出場選手がそれぞれ意気込みを語っている。

　3月の日本トーナメントでは決勝で山崎秀晃に敗れ、準優勝に終わった野杁正明（K-1ジム EBISU小比類巻道場）だが、主催者推薦枠でトーナメント出場が決定。1回戦でマサロ・グランダー（オランダ/Mike’s Gym）と対戦する。

　野杁は「日本トーナメントで優勝できなかったのにこの場に出られることを感謝します。皆さんの中には負けた選手が何で出るんだと思う人もいるでしょう。その人たちにも野杁が出てよかったと思われるような試合をして、念願の世界一の称号を手にしたいと思います」と挨拶。

　グランダーとは昨年4月のK-1で対戦し、飛びヒザ蹴りで流血に追い込まれた野杁が2RでTKO負けを喫している。「黒人特有のバネがあって手足が長い」と対戦した印象を語る野杁。

「決勝でやりたいのは山崎選手。リベンジしたい。前回の反省点は、ダメージをもらって決勝へ上がってズルズルいってしまったこと。今回はトーナメント用のスタイルを作っているところなので、それがハマればいけると思います」と、前回の失敗を踏まえてスタイルを作り直して臨むとした。

　対戦するグランダーは「ついにトーナメントに出場できることになって本当に嬉しい。このトーナメントに向け自分自身の全てを集中させて、必ず今までで過去最高のコンディションで日本へ行く。少年が男になる時が来た」（会見は欠席のため司会者が代読）とメッセージを寄せている。

・1回戦第1試合、山崎vsレニタと第2試合ブライドvsマセーリの記事はこちら
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