【ラウェイ】地上最も過激な格闘技の英雄「ルールが危険だとは思わない」
10月27日(木)東京・後楽園ホールにて開催される『Lethwe GP in Japan 2016』の前日記者会見が、26日(水)都内にて行われた。会見には出場全選手とミャンマーのラウェイ関係者が出席した。
出場選手を代表して、第1試合、第4・5試合に出場する6選手が挨拶した。第1試合で「ラウェイ甲子園」と銘打たれた高校生世代対決を行う17歳のトゥン・ルイン・モー(13勝無敗)と16歳のソウ・トゥー・アウン(5勝1敗10分)は、「海外で初めての試合です。頑張ります。いい試合をします。出来る限り勝利に結び付けたい」(モー)、「日本で試合が出来るのはありがたいです。出来るだけ勝利に結びつくことをやりたい」(アウン)とそれぞれ挨拶。
第4試合(セミファイナル)でラウェイ世界王者対決を行う75kg級世界王者トゥー・トゥー(31勝無敗11分け)は「日本でラウェイが行われることを嬉しく思います。勝利出来るように頑張ります」、69kg級王者ソー・リン・ウー(30勝1敗36分)は「日本で試合が出来ることを誇りに思います。頑張ってやります」とコメントした。
そして、第5試合(メインイベント)で対戦する“ラウェイ最強の男”80kg級世界王者トゥン・トゥン・ミン(43勝1敗11分)は「この試合にミャンマー代表として臨めるのはありがたい。一生懸命に戦って勝つことを目指します」、ムエタイで35勝(20KO)10敗2分のアデム・フェニックスジム(オーストラリア)は「私はタイで練習しています。いい試合をして必ず勝ちたい」と語った。アデムは今回が初ラウェイだが、「元々ヒジ打ちも使うし、このルールでも問題ない」としている。
ミンは7月に開催された『巌流島』に参戦したが、グローブ着用、頭突き・ヒジ打ちなしのルールでは持ち味が発揮できず、ルクク・ダリ(コンゴ/柔道)に敗北を喫した。「前回は負けましたが、今回は必ず勝つようにします。日本でラウェイの試合をやりたかったので感謝しています」とミンは本領を発揮したいと意気込む。
ラウェイは、手にグローブではなくバンテージのみを巻き、パンチ、キック、ヒジ打ち、ヒザ蹴りに加え、頭突きや投げ技、立ったままの関節技もありで日本では“地球上で最も過激な格闘技”と呼ばれている。それについて聞かれたミンは、「私はラウェイを子供の頃からやっているので危険なものだとは思いません。ムエタイもやったことがありますが、ムエタイと比べても何も危険だとは思っていない」と、ラウェイはミャンマーの伝統的なスポーツです、と主張した。
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