2019/07/30（火）UP
（最終更新：2019/08/05 20:10）

Hカップグラドルとしても人気の白川未奈、柔術を身につけ柔道３段の女子レスラーへのリベンジに燃える

　9月1日、DDTが協力するベストボディジャパンプロレスの一周年記念興行で初のタイトルマッチ戦が行われることが29日発表された。

　出場に際し、8月9日の前哨戦となる新木場１stRING大会でワンマッチ戦を行い勝者がタイトル戦へ進む。

　BBW（ベストボディプロレスリング）女子王座タイトル戦へのトーナメントに挑むグラドルレスラーの白川未奈（31)が会見に出席。「ハッピーなHカップであなたのハートにパワーボム。白川未奈です」と挨拶し、会場を和ませたが、彼女は人気グラビアアイドルでありこのBBJプロレスでプロレスデビューして1年。今や東京女子プロレスでも活躍中だ。

会見に出席した左からなべやかん、谷口代表、白川未奈

　その白川、この女子タイトル戦に燃える理由がある。今年２月に柔道選手として実績のある田村依里子（38）にシングルマッチで柔道技で投げまくられ敗北し号泣。
　その後「普通の練習じゃダメなのか」と柔術に入門し、プロレスの練習に加え柔術から勝ちへのエッセンスを学んでいる。あれから半年が経とうとしているが、白川は柔術技をうまくプロレスに取り入れシングル戦でも勝利。トーナメント決勝で対戦する田村へのリベンジに燃える。

　一回戦の相手はベストボディのコンテストにも出場しヨガのインストラクターでもある山中絵里奈。
「山中さん、私、彼女が練習生になってから最初一緒に練習していたけど、側転、バック転を軽々としていたと思います。そこからちょっとどのくらい成長したか未知数です」と警戒も「私はまだ柔術白帯ですが、柔術道場に来ているヨガ経験者の方にスパーリングで負けたことがない。私は技も多く教わっていますが、力で相手をコントロールすることが得意なので、山中さんがヨガで柔軟性があるのでしたら私はパワーでねじ伏せたいです」
と意気込む。

田村に柔道技で投げられる白川

　そして９月１日、田村が勝ち上がってくると、また柔道殺法で攻めてくるのはわかっている。
「柔術は叩きつけたり投げたりしてはいけないので、その辺は柔道と違うところ。田村さんも柔道で隙を見せると投げに入ってくるので、そこは対策を練りたいです。柔術道場行っていると、柔術では投げないけどうまくテイクダウン入ってきて、すくわれたりとかもあります。柔道出身の先生ともスパーリングをして対策を考えたいですね。先日、新宿FACE大会で彼女のプロレスを見たときに若干打たれ弱いのかなと。私はこの1年プロレスを積んできたので打たれ強さは自分に分がある。彼女のペースには持って行かさずに勝ちたいです」と次こそ勝利を狙う。

　本当は田村と８月９日新木場大会のの１回戦で当たりたかったと言う白川。田村、白川共に勝ち上がらないとリベンジができなくなってしまうからだ。しかし「このフラストレーションは9月1日までとっておきます」と決勝で対戦する構えだ。

またこの会見では女子王座の他に
BBW（ベストボディプロレスリング）無差別級王座、
BBWタッグ王座、
世界スーパーボディ級王座
の新設も発表。

白川はこのHカップもあり、スーパーボディ王座も狙う。

　中でも世界スーパーボディ級王座は、文字通りスーパーボディの人がプロレスで王座を目指すと言うもの。それについて白川は「海外にめちゃくちゃスーパーボディの女子プロレスラーがいる。私、戦いたい人と呼びたいレスラーがいて、ベストボディコンテストとプロレスを両方やっているといったら、やりたいと言うんですよ。対海外に関しては世界スーパーボディ級王座のベルトを持ってアピールしたい。２本以上ベルトが欲しいですね」と女子王座のベルトに加え、世界スーパーボディ級王座のベルトにも興味を示した。

　なお、メインイベントでは谷口智一（ベストボディジャパン代表）＆なべやかん＆島谷常寛 vs 石井慧介＆岩崎孝樹＆鷲田周平のタッグ戦に出場する。
　なべは会見でこの１年を振り返り「この1年は大変で、シングルではまだ勝ちはないですが、新設されたタイトルの価値が出るよう頑張りたい。僕も白川も獲るために頑張ってますが、芸能人でプロレスやるなんて舐めるなと言われないように、あいつらならいいよ、みたいな認められるくらいにまでなりたい」と語った。