2019/10/05（土）UP
（最終更新：2019/10/06 04:56）

11.16大阪『K-1 KRUSH FIGHT.108』カード決定会見

「K-1 KRUSH FIGHTウェルター級/3分3R・延長1R」で海斗(24＝ポゴナ・クラブジム)と大泉翔(28＝昇龍會)が対戦する。

　海斗は2018年4月から3連勝していたが、加藤虎於奈との再戦で敗れて今回が再起戦となる。対する大泉は元プロボクシング西日本新人王の実績を引っ提げて、8月にK-1初参戦で木村フィリップミノルと対戦。パンチで打ち合うもKO負けを喫した。両者復活をかけて大阪KRUSHに出場だ。

大泉は元プロボクシング西日本新人王。強打を武器に海斗戦に挑む

　海斗は、今回負ければ連敗となるため「絶対ここは負けられないです」とコメント。大泉の印象は「パンチとプレッシャーが凄いと思っています。僕のことをハードパンチャーって言ったのですけど、僕は蹴りの方が得意なのでバンバン蹴って行きたいと思います」と大泉のパンチに蹴りで対抗すると宣言。さらに「気持ちで負けないように、倒されても絶対に最後は僕が立っているような試合をしたいです」と激戦を制す構えだ。

木村の豪打に沈んだ大泉、再起を果たせるか

　対する大泉は、海斗の印象を「ハードパンチャーというイメージで好戦的なファイター。（自分は）ガンガン行こうと思うので、噛み合う」と分析。

「K-1 JAPAN GROUPに来てから全体的に入場とかもそうなのですけど、パフォーマンスが中途半端やから緊張している部分もあるので。今回はちょっと弾けちゃおうかなと思っています」と本来のパフォーマンスで今回は大阪で戦うと宣言し、「ちょっと俺らしさ全開で全部出して、俺の世界に皆さんを連れ込みたいなと思っています。11.16、翔タイム！」と高らかにコメントした。

♢選手データ
海斗（カイト）　1999年5月25日（20）滋賀県栗東市出身ポゴナ・クラブジム所属
・身長 179cm 階級ウェルター級（-67.5kg）
・構え　サウスポー
・戦績 8戦 6勝(4KO) 2敗 0分

大泉翔（オオイズミショウ）　1991年4月4日（28）　大阪府岸和田市出身　昇龍會所属
・身長 173cm 階級ウェルター級（-67.5kg）
・構え　サウスポー
・獲得タイトル元プロボクシング西日本新人王
・戦績　2戦 0勝(0KO) 2敗 0分（キックのみ）

「K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級/3分3R・延長1R」で、近藤拳成(20＝大成会館)が高下由暉(23＝team Ares)と対戦する。

　近藤はK-1甲子園優勝の実績を持ち、デビューするが怪我の影響で結果の出せない時期が続いた。今年6月1年振りの再起戦に臨み、FUMIYAから右ストレートでダウンを奪ってKO勝ちを収め、完全復活。しかし、念願の弟・魁成と共に8月のK-1大阪大会に出場するも大和哲也に敗れて今回が再起戦だ。対する高下は、前回の試合は2018年11月に迅也と対戦しKO負けを喫して、同じく今回が再起戦となる。

前回、近藤はK-1大阪大会で、ベテランの大和哲也に敗れた

　近藤は前回のベテラン大和との対戦を経験して、実力が通じる部分もあったと振り返った上で「凄い色んな部分で成長することが出来たと思うので、次の試合で見せたいと思います」と自身の実力を見せつける構え。「前回大阪で試合したのですけど勝つ姿を見せられなかったので、今回しっかりみんなに勝つ姿を見せたいと思います」と地元大阪で今度こそ勝利すると誓った。

　対する高下は「一番やりたかった選手と地元の関西でできるので楽しみです。自分とやったら絶対噛み合うので良い試合ができます」と念願の対戦だったという。そして、「自分は誰が見ても分かりやすい試合をして、殴って蹴って、技術どうこうじゃなくて素人の人が見ても面白い試合するのでお願いします」と意気込んだ。

♢選手データ
・高下由暉（コウゲユウキ）1995年12月14日（23）兵庫県宍粟市出身　team Ares所属
身長 176cm 階級スーパー・ライト級（-65kg）
構え右　
戦績 7戦 2勝(0KO) 5敗 0分