【K-1】木村ミノルが有言実行、元プロボクサー相手にパンチのみで1RKO勝利
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイトin大阪~』
2019年8月24日(土)エディオンアリーナ大阪
▼第9試合 日本vs世界・5対5 -68kg契約 3分3R・延長1R
○木村“フィリップ”ミノル(25=K-1ジム五反田チームキングス/K-1 KRUSH FIGHTウェルター級王者)
KO 1R 2分17秒 ※3ノックダウン
●大泉翔(28=昇龍會)
木村は破壊力抜群のパンチを武器に、戦績は29勝(20KO)9敗1分の戦績を持つ。昨年8月に塚越仁志をKOし、自身にとって初のタイトルを奪取。11月のK-1でジョーダン・ピケオーにKO負けを喫したが、今年に入ってからはKOでの3連勝を飾っている。
対する大泉はプロボクシングで西日本新人王を獲得したキャリアを持ち、4月のKRUSH後楽園大会では実力者の山際和希に敗れたものの、1Rにボクシング仕込みのパンチで山際からダウンを奪ってファンを驚かせた。
木村は「今回はパンチ勝負で勝つ」と宣言。「本当に蹴りは練習で全くやってない」とも語っており、元プロボクサー相手に自慢の強打をどこまで振るえるか。
1R開始直後、サウスポーの大泉にいきなりローキックを放つ木村。大泉は構わず、木村のガードの上から素早いフック連打を叩きこむ。木村は落ち着いて相手のパンチを見つつ、飛び込み気味のフックを放つ。最初のローキック以外には、一発も蹴りを出さない。
ふと相手のパンチを見切ったかのように、一気に詰める木村。打ち合いが始まると、木村がストレートで大泉のガードの上から効かせ、大泉が崩れ落ちる。
立ち上がると再び打ち合いになり、右フックで再度倒れる大泉。またも立ち上がり、果敢に攻めるが木村の左フックがヒットし、三度目のダウン。木村が宣言通り、パンチ勝負でのKO勝利を決めた。
木村はマイクアピールで「いい試合が出来て、これからもストーリーは続く。K-1のベルトを獲って、ゲーオにリベンジしたり、世界で活躍する。楽しみにしていてください」と喜んだ。
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