2019/11/21（木）UP
（最終更新：2019/11/23 17:52）

近藤が日本人無敗の王者・ピケオーの牙城に挑む

　11月24日（日）横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ～よこはまつり～』の「スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R」で、K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ウェルター級王者・ジョーダン・ピケオー（28＝オランダ）と対戦する近藤魁成（18=大成会館）のコメントが主催者を通じて届いた。

　対戦の話が届いた時は「自分が思っていたよりも全てが早く進んでいるので、いいことだなと思いました。来年3月のさいたまスーパーアリーナでタイトルマッチをやるためには戦わないといけない相手だったので、オファーを受けた時にもうOKしました」とすぐに承諾したという。

前回は8月の大阪大会で実力者の松岡（左）を1Rで沈めた

　タイトルに辿り着くまでには「野杁正明選手とピケオー選手、この強い2人を倒さないと絶対にチャンピオンにはなれないし、挑戦もできない。だからこの2人はずっと見てきたし、良い時期にピケオー選手と戦えるなと。ここで負けていたら目標を達成できないので、これがラストチャンスだと思っています」と自身の高校生チャンピオンという目標に向けて負けられない。

　KRUSHのタイトルマッチも経験して一段とレベルアップした姿を大阪のリングで見せた近藤。「今までも楽な試合をやってきた訳ではないんですけど、さらにトップの選手とやって足りない部分が見えて自分の気持ちもトレーニング内容も変わったので、やってよかった」とタイトルマッチを経験して更にベルトに対する思いが加速したようだ。

ピケオーは「今までで1番強い相手」だという近藤 (C)M-1 Sports Media

　ピケオーについては「初代スーパー・ウェルター級の王座決定トーナメントの頃から見ていた選手で、野杁選手も木村選手もやられているので、確実に今までで1番強い相手だと思います。ウェルター級だったら世界中を探してもトップじゃないかと思うし、小さい時から見ていてピケオー選手はメチャクチャ強いと思います」とこれまでの対戦相手で最強と認識。

　そのピケオーに対しては「試合が決まってから映像を見てどこに勝機があるのか研究をして、何個か見つかったんですけど、そこを自分がビビらず、どれだけ強い気持ちを持って突けるかの勝負になると思います」と気持ちで戦い切ると宣言する。