2019/12/04（水）UP
（最終更新：2019/12/04 19:16）

半年前に一本負けしたリンジー（写真の人物）へのリベンジに燃えるRENA

　12月31日（火）さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.20』の対戦カード発表が4日、都内にて行われた。

　RENA（28=シーザージム）は、前日の『SHOOT BOXING GROUND ZERO TOKYO 2019』でも発表されたとおり、今年6月に米国ニューヨークで失神の一本負けを喫したリンジー・ヴァンザント（26=アメリカ）と再戦する。
　会見に出席したRENAは、前回のリンジー戦について「打撃で効かせていた感覚はあったので、全集中力をそそいで、リンジー選手に“別人じゃないか”と思わせる戦いをしたい」と燃えており、今年の大晦日に「5年間の思いを爆発させる」と必勝宣言をした。

半年前、ベラトールの試合の前日計量で火花を散らすRENA（左）とリンジー（右）

　現在、日本にいないリンジーはメッセージで「いつか日本を訪れたいと思っていたが、まさかこんな形で日本に行けるとは思ってもいなかった。日本で試合をするのは感激。私はすべての対戦相手に尊敬の念を持って接するが、RENAは私とリマッチして大丈夫かしら。ニューヨークでの試合と今回の試合で唯一変わることは会場と私の勝者コールを聞くお客さんだけ」と自信を示した。

　半年ぶりの再戦は、前回のケージから変わってリングが舞台となる。前回は「1割くらいしか実力を出せずに終わった」とも振り返ったRENAは「“今年の汚れは今年のうちに掃除したい”という気持ちがあったので、ありがたい機会をもらえた」と語り、「試合を引き受けてくれたリンジー選手に感謝している。未知なる強豪と戦うより1度戦って、みなさんが知っている選手と試合ができることは盛り上がる。私自身も久しぶりに熱くなっているので、大晦日がとっても楽しみ」と熱闘を予感させた。