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【ベラトール】RENAが打撃で優勢も、リンジーの裸絞めに失神一本負け(動画あり)

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2019/06/15(土)UP

昨日の計量で顔を合わせた両者。RENA(左)はリンジーを胴が太く体幹強そうと警戒していた。

 6月14日(金・現地時間)に米国ニューヨーク州のマジソン・スクエア・ガーデンで『Bellator 222』が開催され、海外初参戦となったシュートボクシング世界フライ級王者・RENA(27=シーザージム/試合は久保田玲奈で出場)が4分4秒、裸絞めで一本負けを喫した。
 勝ったリンジー・ヴァンザント(25=アメリカ)は勝利のコールで手を挙げると嬉し泣き。RENAは肩を落とした。

 昨日の計量ではRENAはリンジーを「胴体が太くて体幹は強そう」と語った通り、試合でRENAの打撃にタックルを合わせ
しっかりテイクダウンを奪い体幹の強さを見せた。

 ルールはヒジありのMMA(総合格闘技)ルール。ヴァンザントは海外サイトや本人のSNSによると、5勝1敗のプロ戦績を持ち、5勝のうち少なくとも3勝がパンチによるKO勝利という強打者だ。

リンジーが割れた腹筋と筋肉で太い胴を披露=前日計量

 RENAはシュートボクシング女王として絶対的な強さを誇る。「RIZIN」のMMAルールでは山本美憂に勝つなどMMA7勝3敗(2S・4KO)の成績を残すも全てリング上での戦い。ケージ(金網)での戦いは今回が初挑戦だった。

 試合は1R、お互いジャブで様子を見るが、RENAはパンチで入ってきたリンジーに右ストレートをヒット。連打で来るリンジーのパンチをかわし左を返すなど、打撃ではRENAが上手か。RENAの前蹴りにタックルでリンジーはテイクダウンを奪うもRENAはすぐに立ち上がる。しかし、RENAはケージを背に押し込まれるがヒザ蹴りを出すとリンジーはヒザ蹴りを返しながら距離を取りRENAから離れる。

 リンジーはRENAの打撃に警戒しはじめたか距離をとりローを放つ。徐々にRENAが圧力かけパンチを出して行く。RENA優勢かと思われたが、RENAがヒザ蹴りを出したところで、ヒザをしっかり掴み片足タックルでそのまま捻り倒すリンジー。バックをとり裸絞めにいくとしっかり極まり、タップをしないRENAは絞め落ちてしまいリンジーが一本で勝利した。

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