【RIZIN】朝倉海が、因縁の相手マネル・ケイプとバンタム級王座決定戦「一発失神させて黙らせる」(朝倉)
12月31日(火)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.20』の対戦カード発表が4日、都内にて行われた。
堀口恭司のRIZINバンタム級王座返上を受け、朝倉海(26=トライフォース赤坂)とマネル・ケイプ(25=AKA Thailand、アンゴラ)とで同級王座決定戦が行われる。
堀口は今年8月に朝倉海との対戦で1RKO負けを喫し、今年の大みそかに朝倉とRIZIN世界バンタム級のベルトを懸けたリマッチを行う予定だったが、これまでの疲労・ダメージの蓄積により、練習中に右前十字靭帯を損傷。朝倉とのタイトルマッチは中止となり、続いてRIZINのベルトも返上した。
榊原信行代表は今回のタイトルマッチの決定について「堀口選手欠場の報を受け、本当に迷いました。このベルトを賭け4人でトーナメントをやってみるのもいいのかなとも考えた。しかし各階級のベルトは(トーナメントではなく)選手がフレッシュな状態で取り合うものにしよう」とコメントした。
朝倉はRIZINで17年12月の初出場以降4連勝の勢いのまま、今年8月堀口恭司に1RKO勝利。下馬評を覆す“ジャイアントキリング”を達成し、一夜にして世界から注目を浴びるファイターとなった。
対するケイプはけた違いの身体能力と瞬発力、スタンドとグラウンド両局面での決定力を持つファイター。17年にRIZIN初参戦すると、2連続KO勝利を飾った。同年の大晦日に堀口恭司と対戦し、3R目で一本負けを喫したが、ずば抜けた対応能力の高さを見せつけ健闘を果たす。
ケイプは朝倉と18年5月に対戦し、判定2-1で惜敗している。しかしケイプ自身は判定に納得がいっていないようで、事あるごとに再戦をアピールしてきた。11月に堀口の欠場が決まると早速自身のSNSで「マネル・ケイプ vs 朝倉海 12月31日 実現させましょう」「これは、現在、すべての日本国民およびすべてのMMAメディアが見たい唯一の戦闘です。 これは、12月31日のベルトにとって意味のある唯一の試合です」と猛アピール。今回はそれが実現した形となった。
会見では朝倉のみが来場。ケイプはスカイプで出席し「自分がタイトルマッチを受けるのは当然だ。海がなんと言おうと俺がチャンピオンになる。奴は俺から逃げまわって、再戦をしたくなかった。堀口に勝っていようが関係ない。俺はそこに座っている人間全員(朝倉海、石渡伸太郎、扇久保博正らバンタム級の選手)一晩でぶっ飛ばせる。俺がチャンピオンと証明する」とのっけから豪語する。
続いて朝倉は「堀口選手との試合が流れてしまって本当に残念です。堀口選手にはしっかり治してもらってお互い万全な状態でやりましょう」と口を開き、ケイプには「前回(の対戦)からずっとグチグチ女々しいこといってるんで、ここで一発失神でもさせてやろうかなと思っています」と失神KO勝利で黙らせるとした。
するとケイプがすかさず「俺はもう既にお前に一回勝っているんだ、それを認めろ」と噛みつく。朝倉が苦笑しながら「うるさい」とさえぎりコメントを続けようとするも、さらにケイプが「お前は臆病者だ。1回目で勝っているが、2回目で証明する」と大舞台で”宿敵”との決着をつけると吠えた。
朝倉は「大晦日にあいつを黙らせるんで楽しみにしてください」と苦笑いする。前回の試合について朝倉は「もちろん僅差だったのでどっちに転んでもおかしくない試合だった」と接戦を認めながらも「今回は確実に仕留める。ケイプよりも(横にいる石渡、扇久保の)二人のほうが強いと思ってるんで、今回は当たり前にクリアする」と落ち着いた表情でコメント。
ケイプはこのコメントに「僅差だと言っているが、どう見ても俺が勝っており、それはわかっていたはずだ。あいつは俺にビビっている。会場で会っても向こうから友達になりたがっており、ビビっているのが目に見えている」とまくし立てる。
朝倉はまたも苦笑しながら「会場では必ずあいつからしゃべりかけてくるので、あいつがビビっているのでは。堀口選手と戦うつもりだったので、本当に楽な相手と思っています」とケイプの挑発は歯牙にもかけないとした。
<対戦決定カード>
▼RIZINバンタム級王座決定戦
朝倉海(26=トライフォース赤坂)
vs
マネル・ケイプ(25=AKA Thailand、アンゴラ)
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