【RISE】アジアトーナメント出場2選手が新型コロナ影響で入国不可、京谷祐希と良星が本戦に繰り上げ出場
4月12日(日)エディオンアリーナ大阪第1競技場にて開催される『RISE WORLD SERIES 1st ROUND』の追加対戦カード発表記者会見が、13日都内にて行われた。
この4月より開催予定の「RISE ASIA SERIES 2020 -55kg」。当初はリュウ・チェン(中国)、メールダード・サヤディ(イラン)の出場が予定されていたが、中国・イランの両国において日本への渡航ビザが取り消しとなったため、両選手が来場できなくなったことが発表された。
それに伴い、Aブロック第1試合は京谷祐希(31=山口道場)が出場しブロディ・ストールダー(32=オーストラリア)と対戦、Aブロック第2試合では良星(らすた/23=平井道場)が志朗(26=BeWELLキックボクシングジム)と対戦することとなった。
京谷と良星は、本来この4月大会でリザーブマッチとして対戦する予定となっていた。しかし今回2名の選手が入国不可となったため、両者とも同時に繰り上がりが決定している。
それに伴い、新たなリザーバーを選出するためのリザーブマッチが決定。DEEP☆KICK-55kg級王者・拳剛(誠剛館)対RISEバンタム級4位・拓也(蹴空ジム)が発表された。
この4月大会に向け、RISE伊藤隆代表は「コロナウイルスで世界が大変な影響を受けていますが、RISEとしては現在開催の方向で動いています」と、4月大会は決行する方向で進めていることを発表。当日は「来場者の体温検査、マスク着用、アルコール消毒、定期的な会場換気などを行う」と、最大限の対策を行うことも併せて発表した。
3月12日に国会では、非常事態宣言を発令することができる「新型インフルエンザ等対策特別措置法」が可決。今後どのように状況が変化するかは全く読めない状態となっており、伊藤代表も「現状100%開催できるとは言い切れない」と、中止の可能性を示唆した。その上で伊藤代表は「このような状況であるからこそ、RISEとしては感動できる試合を提供し、皆様を元気にしたいという思いもあります」と、格闘技を通じた日本への応援を志す構えを見せた。
その他、本大会ではキティサック・ノウィウィボン(タイ/スウェーデン)対中野椋太(23=誠至会/NJKFウェルター級王者)、門口佳祐(24=EX ARESS/那須川天心挑戦者決定トーナメント優勝)対谷岡祐樹(27=パラエストラ加古川/DEEP☆KICK -60kg王者)のカードが発表されている。
<対戦発表カード>
▼RISE ASIA SERIES 2020 -55kgトーナメント Aブロック① 3分3R延長1R
京谷祐希(山口道場)
vs
ブロディ・ストールダー(オーストラリア/WMC Z-1インターナショナル王者)
▼RISE ASIA SERIES 2020 -55kgトーナメント Aブロック② 3分3R延長1R
志朗(BeWELLキックボクシングジム/ISKAムエタイ世界バンタム級王者)
vs
良星(らすた/平井道場/第4代Bigbangスーパーバンタム級王者)
▼RISE ASIA SERIES 2020 -55kgトーナメント リザーブマッチ 3分3R延長1R
拳剛(誠剛館/DEEP☆KICK-55kg級王者)
vs
拓也(蹴空ジム/RISEバンタム級4位)
▼ウェルター級 3分3R
キティサック・ノウィウィボン(タイ/スウェーデン/Realfigher/TRY HARD GYM)
vs
中野椋太(誠至会/NJKFウェルター級王者)
▼フェザー級 3分3R延長1R
門口佳祐(EX ARESS/那須川天心挑戦者決定トーナメント優勝)
vs
谷岡祐樹(パラエストラ加古川/DEEP☆KICK -60kg王者)
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