【RISE】那須川天心が4か月ぶりの出場、“天心ロス”を吹き飛ばすパフォーマンスは「マンガ!アニメ!天心!」
4月12日(日)エディオンアリーナ大阪第1競技場にて開催される『RISE WORLD SERIES 1st ROUND』の追加対戦カード発表記者会見が、13日都内にて行われた。
RISE世界フェザー級王者・那須川天心(21=TARGET/Cygames)の出場が決定。ISKAムエタイ世界フライ級王者”ザ・ロケッティア”アンドレイ・メゼンツェフ(20=ウクライナ/ムエタイスピリットジム)と対戦する。
那須川は日本キック界のエースとして君臨し、昨年行われた「RISE WORLD SERIES -58kg世界トーナメント」ではスアキム・PKセンチャイジム、志朗を破り優勝。大晦日のRIZINではWKBA世界スーパーバンタム級王者の江幡塁を1Rに3度倒す圧倒的なTKOで下し、改めて国内軽量級最強を証明した。
今回対戦相手に決まったメゼンツェフはISKAの推薦選手。12歳からキックボクシングを始め、2018年にウクライナキックボクシング連盟56kg級王座を獲得し、2019年10月にはISKAムエタイ世界フライ級(55kg)王座を獲得。これまで23戦21勝(13KO)2分と、無敗のままRISEへの初参戦を果たす。
昨年大晦日以来、約4か月ぶりの試合となる那須川は「候補はたくさんいたんですけど、なかなか相手が決まらず、一番強い相手を選んでもらうようにお願いしてきた」と対戦相手決めが難航していたことを告白。RISEの伊藤隆代表も「5~6人に断られた」と、今年に入ってから2か月以上、対戦相手との交渉を続けていたことを明かした。
そんな中、対戦を快諾したメゼンツェフに対し「感謝しかない」という那須川。試合を見た感想は「骨は強く、一発一発が硬い。負けていないだけある選手」と高く評価した。その上で「今の僕なら相手ではないという感覚もある」と、勝利には絶対の自信を見せ「今回は自分自身との戦い。ちゃんと差をつけて、あっと驚く試合をしたい」と、昨年大晦日以来の衝撃を見せると宣言した。
その「あっと驚く」に込められた意味を問われると、那須川は「僕の試合はまだかという声もあり、ファンが”天心ロス”という状況があると思うので、久々の試合で爆発させてもっと試合を見たいという状況にさせたい」と説明。
それは大晦日の江幡戦で見せたアクセルキックのような必殺技ではなく「普段の動きから『やっぱり全然違う』と思ってもらえるような動きをしたい」と、基礎的な動きから差を見せると宣言。「人じゃないような『マンガ! アニメ! 天心!』というような動き」と、従来の常識を超えるパフォーマンスを期待させた。
メゼンツェフは会見に向け「子供の頃見た映画『ロッキー4』のドラゴのようになりたいんだ。僕にとって戦いはスポーツであり、心を磨く人格形成、フィットネス、尊厳、尊敬なんだ。初めて日本で人生の勝負。天心! 3Rまでに決着をつける!」とコメント。初めての日本でのファイトに向け、強い意欲を見せた。
☆4.12 RISE大阪大会の対戦カード、イベント日程はこちら
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