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【ラウェイ】6月大会が新型コロナ影響で中止に、渡慶次幸平「右手復活祭をやろうとしてたのに」

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2020/04/27(月)UP

2018年KBZ(ラウェイの国際大会)で王者になった時の渡慶次

 63日(水)東京・後楽園ホールで開催される予定であったラウェイ日本大会『LETHWEI IN JAPAN 16』が、新型コロナウイルスの影響で中止となることが発表された。

 ラウェイはグローブなし、頭突きあり、ヒジ打ちあり、脊髄攻撃ありなど「地上最も過激な格闘技」として知られるミャンマーの伝統格闘技だ。

 ラウェイ日本大会を運営するILFJは「COVID-19の東京都が感染防止の策として掲げている三密に触れてしまうこと、現在の状態ではいつそれが解除になるのか全く不明。ご来場して頂く皆様、参戦選手、関係者が不安を抱えた状態で運営側として良い大会を行うことは出来ない」と判断し、大会中止を決めた。

 そして「ILFJ、ミャンマー側、会場側とも現在のパンデミックが終息するよう祈り協議を重ねて参りましたが終息には至りませんでした。1日も早くこのパンデミックが終息し日本が、世界が元気になるようミャンマーよりお祈り致します」とコメントを発表している。

強烈なヒジ打ちを繰り出す渡慶次(右)

 参戦予定だった渡慶次幸平(とけし・こうへい/31=クロスポイント吉祥寺)は「折れてる拳で殴りに殴った2019年シーズン5試合を経て、遂にトケシの右手復活祭を6/3にやろうとしてたのに」と、試合中止になったことについて自身のSNSで綴っている。

 渡慶次は日本ラウェイの顔とも言える選手。昨年2月のラウェイ日本大会でTKO勝利も右の拳を骨折、完治させて出場した5月大会で再び右の拳を骨折したが、それからも7月、10月と連続参戦した。

 その後、11月と今年2月にミャンマーで試合を行い2連敗している。今回6月大会が予定通り行われれば、怪我の治った右手で再起戦へ臨みたいところだった。

 次回大会は、現時点で101日(木)東京・後楽園ホールにて予定されている。1日も早くコロナ問題が落ち着き、再びリングの上で激闘が繰り広げられることを期待したい。

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