那須川天心”いかに生き残るか”大沢ケンジ”長期戦の構え”ファイターがコロナ禍の現状語る(動画あり)
4月26日(日)よる7時よりABEMAの「格闘チャンネル」にて、格闘家たちの“今”に迫った番組『Fighter’s Diary』が放送される。その先行映像の第3弾が公開された。
映像では『RISE』で活躍中の那須川天心(21=TARGET/Cygames)が登場。本来、那須川は4月12日のRISE大阪大会に参戦し、ウクライナの強豪アンドレイ・メゼンツェフと対戦する予定であったが、試合が中止となった。先日の会見では、6月14日の横浜大会で、RISE3階級制覇王者・裕樹(37=ANCHOR GYM)との対戦が発表されている。
試合が中止になって、「あまり他の格闘家は分からないけど、自分は試合のために生きている。そのためにどういうプラン立てるかをやっているが、それがぽっかり空いて、抜け殻感って感じですね」というような日々を過ごしている。
試合のない中で、那須川は何を感じているのか。それは「僕らは試されているんじゃないかって思います。みんな同じ状況。やって良いこと悪いことがある中で、いかに何ができるか。頭を使えるやつが生き残ると思います。僕は模索中です」と、この状況で出来ることを探し、実践していく人間に未来があると話す。
このインタビューに答えた数日後、那須川は”100日後に那須川天心”のハッシュタグをつけて、自身の家でできるトレーニング動画を投稿している。それについては、「家にいるからこそ出来ることないかなって発想になれるかなれないかだと思う。1日ごとのちょっとした積み重ねは大事なので、(自身のトレーニングを)1回でもやってくれたら嬉しい」とメッセージを寄せている。
またRIZINで活躍する、山本美憂(45=KRAZY BEE)の映像も公開されている。現在山本はグアムにおり、アメリカ本土と同じ規制のためロックダウンが続いている状態だという。
規制の中で山本は、自身の弱点や細かい部分のテクニックに磨きをかけている。「試合がないのは寂しいが、目標を持って頑張りたい。終わりが見えるようにするには今頑張らないといけないので、終わりにさせて今まで通り夢に向かって突き進んでいこう」と語っている。
また元総合格闘家で現在はジムの経営にあたっている大沢ケンジは、現在はジムの臨時休業を決めている。3月25日時点では、アルコールで除菌した上でジムの営業を続けていた。
その時のインタビューで「1年くらい自粛が続くと思ったら、うち(ジムが)潰れるなと思っている。スタッフもいるので、できる限り営業はやらないと生活つぶれちゃうと思って営業せざるを得ない」と苦しい状況が続いていることを明かした。
ONEで活躍中の総合格闘家・松嶋こよみ(27=パンクラスイズム横浜)は「試合もやりたいし練習もしたいが、目に見えないものなので怖い。今できることをやっていこう」と試合がないことについて本音を打ち明け、「変に無理して試合をやって、お客さんが減るとさらに格闘技の立場も良くないので現状これがベスト」と興行が中止となったことに関しても述べている。
その他にもパンクラスで戦う、上迫博仁(32=Team Cloud/和術慧舟會HEARTS)はコロナウイルスは始まりに過ぎないと見解を述べ、「厳しい時代に入っていくんじゃないかな。パンクラスが中止で選手としてどこをピークに持っていけばいいのか不安」と先の見えない戦いに戸惑いを感じているようだ。
本日19時よりABEMAで放送される「完全版」は、YouTubeで公開中の第1弾~3弾をもとに本放送に向けてオリジナル編集されたものだ。未来が見えない中、それでもまた戦う日々を生きるために今日を過ごす格闘家たちを追った番組となっている。
▼『Fighter’s Diary』 番組概要
放送日時:4月26日(日)よる7時~8時
放送チャンネル:格闘チャンネル
放送URL:https://abe.ma/3cbSdZy
▼【動画】YouTube『Fighter’s Diary』第3弾
●編集部オススメ
・那須川天心、RIZIN夏のメガマッチの相手は「盛り上がる試合を」朝倉未来との対談で答える
・那須川天心、夢に出た菅田将暉に敗北「回転蹴り入れても倒れない」=夢の対戦レポ
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!