【RISE】那須川天心・公募マッチの相手は、19歳SB期待のホープ・笠原友希
7月12日(日)に開催されるRISE初のテレビマッチ『Cygames presents RISE on ABEMA』。この大会はチケットの販売がなく、ABEMA独占生中継で放送される。
6月10日のオンライン記者会見では、7月11日(土)が大会実施日とされていたが、新型コロナウイルス感染拡大防止対策などの安全面を考慮し7月12日(日)に日程変更された。
そのオンライン会見で、那須川天心(21=TARGET/ Cygames)の相手を一般公募で募集すると発表。すると国内外の強豪たちから次々と応募が殺到し、その総数は100通超。
その中から絞り込んだと思われる書類を見て、最終選考として那須川と伊藤隆RISE代表が、一通一通目を通してゆく。伊藤代表が渡してゆく中から、那須川の目に止まったのは、現在シュートボクシング(SB)日本フェザー級1位の笠原友希(19=シーザージム)。
昨年6月には世界二冠・小笠原瑛作にもTKO勝利している勢いある若手強豪だ。
那須川は「名前聞いたことあります、試合も観たことあります。いいんじゃないですか」と興味深そうな表情を見せる。伊藤代表が「彼自身も今がチャンスだと(考えている)」と押すと、那須川は「こういう人はぜひやりたい。他の団体とか、契約とか沢山あって出来ないとこは仕方ないですけど。なかなかいいんじゃないですか、19歳」と、決定すればはじめての”自分より年下”の相手との対戦に思いを馳せる。
笠原の書類には「(那須川と)戦うことで、自分がどの位置にいるか確認したい」と書いてあり、伊藤代表も「(那須川を)怖い(と思う)よりそこだと思う。そこが素晴らしい」と言うと、那須川も「それが格闘家ですよ、決定で」と主催者・選手ともに合格を出した。
試合決定を聞かされた笠原は「本当ですか、嬉しいですね」と喜色満面。応募理由は「行くしかないなと思って応募しました」と語り「シュートボクシングは投げあり関節あり組み付きありなんですけど、そこが無くなった打撃勝負となるんですが、自分も打撃得意としてるんで自信あります」と意気込む。
さらに「那須川選手が不得意な所も見つけているので、付け入るスキはあります」と秘策があるようだ。那須川へのメッセージとして「憧れの選手から対戦相手に変わりました。自分は絶対天心選手を倒せるパワーを持っています。当日は倒しに行くので覚悟しておいてください」と下克上を狙う。
師匠であるシュートボクシング代表のシーザー武志氏は「ゆくゆくは天心と勝負するのはお前しかいないだろと、ずっと言ってたんですよ。那須川君に恥ずかしくない試合が出来るように僕が仕上げていく。キャリアは天心君に比べたら半分以下。でもビビらなくてガンガンいくんじゃないですか。『倒されてもいい』って。それが面白い」と、SBの秘蔵っ子を試合当日までに磨き上げる。
那須川は「はじめて相手が年下で、非常に勢いがある選手なんですけど、相手には申し訳ないですけど、格の違いを見せて次に繋げていきたいと思うのでご期待ください」と、挑んでくる若武者を蹴散らすと宣言した。
試合は-58kg契約(3分3R延長1R)で行われる。
◆笠原友希:17年4月にシュートボクシングにてプロデビュー以来、無敗の10連勝で迎えた18年11月のSB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント決勝で同級1位の植山征紀にKO負けしタイトル奪取ならず。しかし負けはそれだけで、以降、戦績は4戦4勝(3KO)無敗と大活躍。19年4月に現在「CAESARS LEAGUE(シーザーズリーグ)」1位の手塚翔太に1RパンチでKO勝ちすると、続く6月にはWPMF、ISKAの2つの世界タイトルを保持する小笠原瑛作を3RにヒジによるカットでTKO勝ちと大金星を挙げた。戦績は16戦15勝(7KO)1敗。
■那須川天心による最終選考の模様・公募相手に選ばれた笠原の意気込み
●編集部オススメ
・那須川天心の対戦相手を一般公募「契約に支障ない王者クラス希望」
・新鋭・笠原友希が小笠原瑛作にTKO勝利の大金星※ページ下部
・那須川天心が亀田興毅を圧倒、亀田は意地でダウン許さず(動画あり)
・【テレビ】那須川天心の強さを内山高志と山中慎介が徹底解剖=6.27深夜
・RENA、ハム・ソヒとの再戦に「決まればやりたい」いつ誰とでも戦える準備を
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!