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【シュートボクシング】海人、元Krush王者・中島弘貴に圧勝KO

西岡は大差の判定勝ち、笠原が世界2冠の小笠原瑛作にTKO勝利
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2019/06/23(日)UP

西岡(右)がダウンを奪い増井(左)に判定勝ち

▼第8試合 63.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
〇西岡蓮太(龍生塾/SB日本ライト級王者)
判定3ー0 ※30ー28、30ー28、30ー27
●増井侑輝(真樹ジムAICHI/MA日本ライト級4位)

 西岡は昨年9月のSB日本ライト級王座決定戦で村田聖明を判定で下して戴冠。続く11月には”爆腕”大月晴明からダウンを奪い勝利、今年4月にはKING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王者・不可思に判定勝利と、次々に大物喰いを果たし名を上げている。対するSB初参戦の増井は左ミドルを得意とし、J-NETWORKやビッグバンでタイトルに挑戦した実績がある。

 1R、左ミドル主体の攻めの増井に対し、西岡は右インローを返す。伸びのあるパンチを見せる西岡がヒット数で上回り、2Rには左フックでダウンを奪う。増井の左ミドルには、西岡が蹴り足キャッチで連打を許さない。

 3R、増井に攻撃を当てさせない西岡がそのままペースを握り大差の判定勝ちを収めた。


小笠原(右)の左ストレートに、笠原(左)がヒジを合わせてTKO勝ち

▼第7試合 56.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジ打ちあり
〇笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級1位)
TKO 3R46秒 ※ドクターストップ
●小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/WPMF世界スーパーバンタム級王者、ISKA K-1ルール世界バンタム級王者)

 小笠原は前回4月にSB初参戦し、SB日本スーパーバンタム現王者・植山征紀にフルマークの判定勝ち。今回は新鋭・笠原弟が外敵迎撃に抜擢された。

 1R、長身から繰り出される伸びのある打撃を見せる笠原はバックドロップを仕掛けてシュートポイント奪取。小笠原は打ち合いの中で右フックでダウンを奪うもこれはレフェリーがノーダウンと見なす。

 2Rには、小笠原がヒジをクリーンヒットさせ、笠原は頬から流血しピンチに追い込まれる。2度のドクターチェックを受けた笠原だったが、3Rには左ヒジでカットに成功。

 1度目のドクターチェックでストップされるほどの大流血となった小笠原はTKO負け。笠原が大金星を上げ、場内からはどよめきと拍手が起こった。

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