2020/07/08（水）UP
（最終更新：2020/08/03 08:10）

順延となっていた小笠原と壱の”イケメン対決”がKO9月大会に決定

　9月12日（土）東京・大田区総合体育館にて開催される『KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.2』の対戦カードが発表された。

「KNOCK OUT」は今年6月、大会を運営していたブシロードグループの「株式会社ブシロードファイト」から、レベルス運営会社の「株式会社Def Fellow」への事業譲渡が発表。本大会が運営移管後初の大会となる。

優勝候補の一角である小笠原は江幡塁へのリベンジを目指す

　今年2月からスタートしたREBELS-RED 55.5kg級王座決定トーナメント1回戦、最後の試合が決定した。小笠原瑛作（24＝クロスポイント吉祥寺）と壱・センチャイジム（22＝センチャイムエタイジム）の一戦となる。

　この両者の一戦は当初、今年3月の新日本キックボクシング興行で予定されていた。しかし新型コロナウイルスの影響により延期。4月の新日本キック・レベルスの大会も中止となり、この9月KNOCK OUTでようやく開催が決定した。

昨年11月の会見で壱は「小笠原以外に興味なし」と言い切った

　小笠原は国内55kg級の第一線で活躍し、ISKA、WPMFの2つの世界タイトルを保持している。昨年8月には江幡塁との再戦に敗北、同11月には元ラジャダムナン王者サオエーク・シットシェフブンタムにKO負けし連敗を喫するも、今年に入ってからはタイで2連勝と勢いをつけている。

　対する壱は「職業イケメン」を自称する端正なルックスと美しいムエタイスタイルで人気。昨年11月のHIROYUKI戦に勝利し、13連勝の破竹の快進撃を続けていた。しかし同12月に岩浪悠弥に痛恨の1RKO負け。今年2月にはタイで2連敗目を喫し、苦戦を強いられている。

　以前から「瑛作さんと戦いたい」と公言していた壱にとって、念願の一戦だ。一方の小笠原はKNOCK OUT王者・江幡塁への挑戦権を得られる本トーナメント優勝は是が非でも成し遂げたい悲願といえよう。今後の55kg戦線を大きく左右する注目の一戦となりそうだ。

レベルス軽量級エース・老沼が清志を迎え撃つ

　またREBELS-REDスーパーフライ級王者・老沼隆斗（21＝STRUGGLE）が参戦。NKJFの清志（25＝新興ムエタイジム）を迎え撃つ。

　老沼は空手をベースとし、ハイキックや後ろ回し蹴りなど華麗ながら威力ある蹴りが武器。2018年6月にREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王座決定リーグ戦を制し戴冠した。今年2月にはMuaythaiOpenスーパーフライ級王者・白幡裕星との王者対決に臨み、一進一退の攻防を制し勝利。レベルス軽量級エースとしての評価を高めた。