2020/07/19（日）UP
（最終更新：2020/07/19 13:07）

RISE QUEENミニフライ級王者・寺山が計量パス(C)RISE

　7月19日（日）に開催される『RISE140』の当日計量が行われ、全選手が計量をパスし、後はゴングを待つのみとなった。女子ではタイトルマッチはないが、3カード全てが王者・元王者らの対戦という豪華な顔ぶれとなった。

　-50kg契約に出場する、RISE QUEENミニフライ級王者・寺山日葵（19＝TEAM TEPPEN）は49.75kgの250gアンダー、対戦相手のNJKFミネルヴァ日本ライトフライ級王者sasori（テツジム）はリミットで計量パス。

スポーティーな衣装で計量パスするsasori(C)RISE

　sasoriは今年2月、当時5戦5勝（3KO）と破竹の勢いで勝ち進んでいたSB日本女子ミニマム級王者・女神と激突。ダウンを奪い、王者に初黒星を与える衝撃的な勝利を見せた。これまで数々の”女王対決”を制してきた寺山は、この強敵とどう戦うか。

　-47.3kg契約に出場する、RISE QUEENアトム級王者・紅絹（36＝NEXT LEVEL渋谷）は47.20kgの100gアンダー、元ボクシング王者の山本ユノカ（26＝Kick Box）は47.15kgの150gアンダーで計量パス。

RISE QUEENアトム級王者・紅絹も計量パス(C)RISE

　山本は古川夢乃歌のリングネームでボクシングのリングに上がり、16年8月にWBA女子世界ライトミニマム級王座を獲得している。今回はキック3戦目だ。一方の紅絹はキャリア59戦目となる大ベテラン。卓越した試合さばきで元ボクシング王者とどう渡り合うのか。

　また-53kg契約に出場する、WPMF女子世界フライ級王者・小林愛三（NEXT LEVEL渋谷）は52.60kgの400gアンダー、元NJKFミネルヴァピン級王者MARI（ナックルズGYM）は52.20kgの800gアンダーで計量パスした。

紅絹の相手で元ボクシング王者・山本はキック3戦目の計量パス(C)RISE

　小林は、昨年7月のRISEでは計量オーバーにより失格、試合中止に。その雪辱を晴らすべく、11月に挑んだWPMF（世界プロムエタイ）女子世界フライ級（50.8kg）タイトルマッチで勝利、見事戴冠し再起。今回は無事に計量パスし、いよいよRISE初参戦となる。対するMARIは、18年にNJKFミネルヴァ初代ピン級王座を獲得、シュートボクシングの舞台でも活躍している選手だ。

＜計量結果＞

▼第6試合　SuperFight! -50kg契約 3分3R延長1R
寺山日葵（TEAM TEPPEN/初代RISE QUEENミニフライ級王者、第8代J-GIRLSミニフライ級王者）
→49.75kg
vs
sasori（テツジム/NJKFミネルヴァ日本ライトフライ級王者）
→50.00kg

第2試合に出場する小林愛三(C)RISE

▼第5試合　SuperFight! -47.3kg契約 3分3R延長1R
紅絹（NEXT LEVEL渋谷/初代RISE QUEENアトム級王者）
→47.20kg
vs
山本ユノカ（Kick Box/元WBA女子世界ライトミニマム王者、元OPBF女子東洋太平洋フライ級王者）
→47.15kg

小林と対戦するMARI(C)RISE

▼第2試合　-53kg契約 3分3R
小林愛三（NEXT LEVEL渋谷/WPMF女子世界フライ級王者、初代ムエタイオープン女子フライ級王者）
→52.60kg
vs
MARI（ナックルズGYM/元NJKFミネルヴァピン級王者）
→52.20kg

＜その他の計量結果＞

▼メインイベント　SuperFight! -60.5kg契約 3分3R延長1R
工藤政英（新宿レフティージム/第3代RISEフェザー級王者）
→60.35kg
vs
髙橋　亮（真門ジム/NKBフェザー級王者、元NKBバンタム級王者）
→60.45kg

▼セミファイナル　SuperFight! -72kg契約 3分3R延長1R
“ブラックパンサー”ベイノア（極真会館/第2代RISEウェルター級王者）
→71.60kg
vs
緑川　創（RIKIX/WKBA世界スーパーウェルター王者、第8代新日本キックボクシング協会ウェルター級王者）
→72.00kg

▼第4試合　-55kg契約 3分3R延長1R
政所　仁（魁塾/スーパーフライ級1位、J-NETWORKフライ級王者）
→54.80kg
vs
大﨑一貴（OISHI GYM/スーパーフライ級3位、初代WMC日本フライ級王者、LPNJフライ級王者）
→54.85kg

▼第3試合　-56.5kg契約 3分3R延長1R
志朗（BeWELLキックボクシングジム/ISKAムエタイ世界バンタム級王者、RISE WORLD SERIES 2019 -58kgトーナメント準優勝）
→56.40kg
vs
清志（新興ムエタイジム/NJKFバンタム級2位、WMC日本バンタム級3位）
→56.45kg

▼第1試合　-66kg契約 3分3R延長1R
稲石竜弥（TEAM OJ/元Bigbangライト級王者、元MA日本ライト級王者、元APKFスーパーフェザー級王者）
→65.90kg
vs
KENTA（HAYATO GYM/ライト級8位）
→66.00kg

フォロー

●編集部オススメ

・［計量］寺山日葵、紅絹との”女王対決”に「大好きな紅絹選手、敬意を持って倒しに行く」