【新日本キック】勝次、閉鎖の藤本ジム所属で試合に挑む経緯を語る、伊原会長も応援
8月12日(水)新日本キックボクシング協会がオンライン会見を行った。同団体主催の大会は、新型コロナウイルスの影響で2月2日の大会を最後に開催されておらず、7ヶ月ぶりの興行が9月27日(日)に開催される。
会見では、今大会のメインイベントに出場する、WKBA(世界キックボクシング協会)世界スーパーライト級王者・勝次(33=藤本ジム)が出席した。
勝次はキャリア12年目にして新日本キックライト級の王者に。昨年10月にはWKBA世界スーパーライト級王座決定戦に勝利し、悲願の世界王座奪取。その直後の12月には丹羽圭介とのヒジ無し戦で大激闘の末に勝利を収めた。しかし今年2月には強豪タイ人・ロンペットに判定負け。今回再起を目指す。
今回の会見に出席した勝次はデビューから14年間「藤本ジム」所属で戦い続けてきたが、今年1月に閉鎖、そして5月には藤本勲会長が逝去。しかし今回「藤本ジム」所属で出場することになった理由を語った。
まず、ジムが閉鎖され、藤本ジムに所属していた選手たちと話し合いを進めた結果、それぞれ別のジムに所属して新たな練習環境に身を置くことになった。勝次は、現在は新日本キックのジムである伊原道場で練習を積んでいると明かし、藤本ジムの名前で活動を継続していくことを伊原会長に告げた。すると、「勝次がそれでやるんだったら頑張るしかないぞ。藤本ジムの名前でやっていけ。伊原道場を好きなだけ使ってくれ」という言葉を貰ったという。
その結果として、「藤本ジムの名前で出場し、マネジメント契約は伊原道場と締結して契約していくことに決めました」と報告した。
勝次は今回、対戦相手としてREBELSから参戦の元WPMF日本スーパーライト級王者・潘隆成(27=PKクロスポイント吉祥寺)を迎える。
次回の対戦相手である潘との試合に向けて対策を練っているところで、「藤本魂というか教えてもらったことに加えて、代表の指導のもと、練習を頑張っています」と充実ぶりを話した。具体的には「YouTube等で研究して、どうやって戦うか、作戦を練って、こうやって攻めていけと、(伊原会長から)細かい指導を受けて、少しずつ自信持って練習に取り組んでいます」と語った。
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