TOP > ニュース 一覧

【新日本キック】勝次が恩師・藤本会長他界後の初試合、タイ修行帰りの潘隆成を迎える

フォロー 友だち追加
2020/07/24(金)UP

勝次(左)がレベルスの潘(右)と対決

 9月27日(日)東京・後楽園ホールにて『TITANS NEOS 27』が開催される。新日本キックボクシング主催の大会は、新型コロナウイルスの影響で2月2日の大会を最後に開催されておらず、7ヶ月ぶりとなる。

 スーパーライト級戦では、WKBAスーパーライト級王者・勝次(33=藤本ジム)が、REBELSから参戦の元WPMF日本スーパーライト級王者・潘隆成(27=PKクロスポイント吉祥寺)を迎える。

強打で攻め込む勝次

 勝次はキャリア12年目にして新日本キックライト級の王者に。
 昨年10月にはWKBA世界スーパーライト級王座決定戦に勝利し、悲願の世界王座奪取。その直後の12月には丹羽圭介とのヒジ無し戦で大激闘の末勝利を勝ち取った。しかし今年2月には強豪タイ人・ロンペットに判定負け。今回再起を目指す。

 なお勝次は今年1月に閉鎖された「藤本ジム」所属として出場する。
 66年に設立された目黒ジムを受け継ぎ、「目黒藤本ジム」として運営してきた藤本勲氏は、今年5月に逝去。勝次は藤本氏の指導の元、藤本ジムでデビューから14年間戦い続けてきた。

本場タイの舞台で強烈なヒジ打ちを放つ潘 @ryunson0802 より

 対する潘はREBELSを主戦場に、J-NETWORKやINNOVATIONなど様々な団体で活躍。06年にはWPMF日本スーパーライト級王座を獲得した。小川翔や稲石竜弥、ハチマキなど複数の王座経験を持つ強者たちも退けてきたが、昨年7月にかつて引き分けた橋本悟とINNOVATION王座を争いTKO負けしてしまった。

 その後10月からタイ修行を敢行。盟友・小笠原瑛作も合流し、共に現地で練習・試合を重ねてきたが、新型コロナ騒動で帰国。タイ修行以来初の試合となる。

 勝次は恩師の逝去後、初の試合で勝ち星を上げることが出来るか、それとも潘がタイ修行の成果を見せ、日本トップ戦線での再始動を切るのか。

華麗な蹴り技を得意とする高橋

 ライト級戦では高橋亨汰(伊原道場本部)が、NJKFからの刺客・野津良太(E.S.G)を迎え撃つ。

 高橋は、デビュー後11戦無敗の経験を持つ蹴り技の名手。極真会館の”一撃の貴公子”として名高い高橋佑汰の弟でもある。2月大会では、韓国選手に2RKO勝利を収めている。
 対する野津は、昨年6月のNJKFライト級タイトルマッチに挑むもドローで戴冠ならず。10月には階級を上げ、J-NETWORKスーパーライト級1位・I-CROWと対戦し右飛びヒザ蹴りで1RKO勝利を収めている。殺傷力の高い中量級2人の対決となる。

フォロー 友だち追加

●編集部オススメ

・【KNOCK OUT】勝次が不可思をヒジ葬で死闘を制す

・【訃報】キック界の名伯楽、目黒藤本ジム藤本勲会長が死去

・名門・目黒ジムが創立54年にして閉鎖

・【ムエタイ】小笠原瑛作がタイのテレビマッチでTKO勝ち、盟友・潘隆成も手負いで気合の勝利(動画あり)

・【新日本キック】ぱんちゃん璃奈が計量パス、来年のベルト奪取に向け「しっかり倒して決める」

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

インスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

フォロー

LINEでeFight(イーファイト)格闘技情報を友だち追加しよう!

友だち追加

関連記事

」をもっと見る

TOP > ニュース 一覧