【新日本キック】勝次が恩師・藤本会長他界後の初試合、タイ修行帰りの潘隆成を迎える
9月27日(日)東京・後楽園ホールにて『TITANS NEOS 27』が開催される。新日本キックボクシング主催の大会は、新型コロナウイルスの影響で2月2日の大会を最後に開催されておらず、7ヶ月ぶりとなる。
スーパーライト級戦では、WKBAスーパーライト級王者・勝次(33=藤本ジム)が、REBELSから参戦の元WPMF日本スーパーライト級王者・潘隆成(27=PKクロスポイント吉祥寺)を迎える。
勝次はキャリア12年目にして新日本キックライト級の王者に。
昨年10月にはWKBA世界スーパーライト級王座決定戦に勝利し、悲願の世界王座奪取。その直後の12月には丹羽圭介とのヒジ無し戦で大激闘の末勝利を勝ち取った。しかし今年2月には強豪タイ人・ロンペットに判定負け。今回再起を目指す。
なお勝次は今年1月に閉鎖された「藤本ジム」所属として出場する。
66年に設立された目黒ジムを受け継ぎ、「目黒藤本ジム」として運営してきた藤本勲氏は、今年5月に逝去。勝次は藤本氏の指導の元、藤本ジムでデビューから14年間戦い続けてきた。
対する潘はREBELSを主戦場に、J-NETWORKやINNOVATIONなど様々な団体で活躍。06年にはWPMF日本スーパーライト級王座を獲得した。小川翔や稲石竜弥、ハチマキなど複数の王座経験を持つ強者たちも退けてきたが、昨年7月にかつて引き分けた橋本悟とINNOVATION王座を争いTKO負けしてしまった。
その後10月からタイ修行を敢行。盟友・小笠原瑛作も合流し、共に現地で練習・試合を重ねてきたが、新型コロナ騒動で帰国。タイ修行以来初の試合となる。
勝次は恩師の逝去後、初の試合で勝ち星を上げることが出来るか、それとも潘がタイ修行の成果を見せ、日本トップ戦線での再始動を切るのか。
ライト級戦では高橋亨汰(伊原道場本部)が、NJKFからの刺客・野津良太(E.S.G)を迎え撃つ。
高橋は、デビュー後11戦無敗の経験を持つ蹴り技の名手。極真会館の”一撃の貴公子”として名高い高橋佑汰の弟でもある。2月大会では、韓国選手に2RKO勝利を収めている。
対する野津は、昨年6月のNJKFライト級タイトルマッチに挑むもドローで戴冠ならず。10月には階級を上げ、J-NETWORKスーパーライト級1位・I-CROWと対戦し右飛びヒザ蹴りで1RKO勝利を収めている。殺傷力の高い中量級2人の対決となる。
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