2020/10/29（木）UP
（最終更新：2020/10/29 21:04）

先月、ラウンドガールの夢を叶えたプロ２連勝中の森川侑凜が参戦

　12月19日（土）、後楽園ホールで行われる『Krush.120』の追加対戦カードが29日発表された。
　既に発表されたカードは［第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント・準決勝］の萩原秀斗（K-1ジム総本部チームペガサス）vs橋本実生（K-1GYMSAGAMI-ONO KREST）、吉岡ビギン（team ALL-WIN）vs黒田斗真（K-1ジム心斎橋チームレパード）の2カードだったが、今回はさらに6カード発表された。

鵜澤悠也は９月の「DREAM KHAOS」で2連続KOで優勝

　その中でも注目されるカードは、先月9月6日に行われた『KHAOS』にて、優勝者が”夢”を叶えることが出来る「DREAM KHAOS」で優勝した2人が参戦する。

　1人は男子決勝で2RでKO勝利した鵜澤悠也（うざわ・ゆうや/25=K-1ジム五反田チームキングス）と、もう1人は女子の決勝でダウンを奪う判定勝ちで優勝した森川侑凜（もりかわ・ゆうり/23=サポートスクールグレス）だ。
　この2人の夢はラウンドガールで共通しており、男子優勝の鵜澤は優勝後「俺は女が大好きなんで、KHAOSガールズと食事会をしたい」との“夢”を明かし、女子優勝の森川は「夢は、殴られすぎて顔ボコボコなんですけど、1日ラウンドガールになりたいです」と語っていた。

　鵜澤は今月の10月1日「KHAOSガールズと食事会」の夢が叶い、KHAOSガールズでグラドルの芹沢まりな（24）とのランチ後、SNSで「こんな夢を叶えてもらえて幸せです。また頑張れます」とし、次はKrushガールズと食事をしたいと夢を語った。

王者にベルトを渡し、自身も王者になると決めた森川（左）

　鵜澤はボクシングをベースとしたハードパンチャーでプロ2勝(2KO)1敗。今回行われるKrushバンタム級王座決定トーナメントのリザーブファイトとして池田幸司（23＝ReBORN経堂）と対戦するが「この前負けたばっかなんだから大人しく寝てりゃいーのによ。しっかり3連敗させます」と自信。池田は今年17日に吉岡ビギンに負け2連敗中。対する池田は「自分がKOするところを会場までぜひ見に来て下さい」と意気込みを共にSNSで語っている。

試合ではラウンドガール姿と正反対、鬼気迫る表情でパンチで攻め込む森川

　そして森川侑凜は先月9月26日の『Krush』でラウンドガールの夢が叶い、ラウンドのカードを持ちリングを回った。最後には王者へのベルトを渡す役も担当した森川は「こんなに重く魅力を感じたものは生まれて初めてで、輝くかっこいい姿に圧倒されました!! 何としても手に入れたいと決意を固めた瞬間でした」とSNSで語り、Krush王者になることを決意した。

　森川はK-1アマチュア全日本（チャレンジBクラス）女子-45kgで優勝後プロデビュー。プロ戦績4戦2勝(0KO)1敗1分で現在2連勝中だ。対するは16歳のNOZOMI（TAD）で、今月24日の『Krush-EX』でプロデビューしたばかりだが、スピードのあるパンチとステップで差をつけ、3Rに右ストレートでダウンを奪い判定勝利している。森川は伸び盛りの16歳・NOZOMIに勝ち、次の夢の一歩を踏み出すことができるか。