【K-1】卜部弘嵩「自分より強いヤツがいるのが許せない」と闘志、江川の持つベルトへ「アピールしたい」
12月13日(日)東京・両国国技館で開催される『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』の [スーパーファイト/-58.5kg契約/3分3R・延長1R]で、才賀紀左衛門(31=日本/PURGE TOKYO)と対戦する、卜部弘嵩(31=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST /第2代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者)のコメントが主催者を通じて届いた。
卜部は、かつてK-1スーパー・フェザー級(60.0kg)の頂点に立った元王者。昨年11月には、2階級制覇を目指し、1階級下げてフェザー級(-57.5kg)のトーナメントに参戦。1回戦は華麗なテクニックで、ブランドン・スぺインに判定勝利したが、準決勝でタイからの刺客のジャオスアヤイと延長戦の末に敗退。その後はリングから離れていたが、今回の両国大会で復活する。
前回の試合の後「もう辞めようと思っていたけど、すぐに決めなくてもいいかなっていう気持ちもあって、横浜大会が終わってからはお休み期間でした」と休息の時間を取った。
「でも期間が空くと戦いたくなるんですよね。格闘技をやりたいという気持ちを溜めて溜めて、すごくやりたいと思った時に練習した方が強くなると思うので、結果的にいい期間だったなと思っています。中途半端にやらなくてよかったですね」と自身の意思で復帰を決めたという。
K-1復帰の才賀との戦いに向けて、「今はすごくモチベーションが高いです。やるからにはチャンピオンにならなければいけないというか、純粋にチャンピオンと戦いたいという気持ちがあります」と、この試合をクリアーして王者の持つベルト挑戦に一歩近づきたいところだ。
卜部は「格闘家としては自分の力を見せつけたい」との思いでリングに立ち続けている。「(前回の敗戦後は)その気持ちがなくなるかなと思ったんですけど、なくならなかった。今はまたモチベーションが高くて楽しいし、まだまだ強くなるなっていう感覚もあります」と今後の格闘家としての伸びしろは感じている。
卜部が、K-1スーパー・フェザー級のベルトを巻いた際は「身体能力や人が真似できないような練習量、そういうガムシャラさや才能でベルトを獲ったという感覚が強かった」と振り返り、キャリアを重ねた今は「それでは怪我も増えるし、頭をしっかり使わなきゃ勝てない。今はチャンピオンだった頃とはまた違う刺激があって、それがまた別で楽しいですね」と考えながら戦うスタイルに変化させている。
才賀との対戦を前にして「仲がいいから戦いたくないとか、僕はその感情が全くない」と、完全に対戦相手として見ており「そもそも僕は弟(卜部功也)とやったぐらいですし、強ければ誰でもいい。今回は紀左衛門くんを倒して、今のチャンピオン(江川優生)にアピールしたいです」と王者への挑戦に向けて、目標はブレない。
その上で、今回の試合は「やっぱり魅せなきゃいけないし、振り切った試合をして“次の挑戦者は卜部弘嵩しかいないだろ”と見せる、そういう存在じゃなきゃいけない。そうじゃないと納得できない自分もいるし、僕は自分より強いヤツがいるという感覚が許せないんです。だから、やっぱり僕は根っからの格闘家ですね」と自身の存在感を見せつけることに燃えている。
最後に「だいぶ(試合を)待たせちゃったんですけど、いい感じで練習もできているし、気持ち的にもすごくいい状態なので、いいパフォーマンスを見せられると思います。楽しみにしていてください」とファンにメッセージを送った。
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