【K-1】木村ミノルとの再戦狙う和島大海、対する藤岡に「パンチでKOする、僕の相手にはならない」=12.13両国
12月13日(日)東京・両国国技館で開催される『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』に参戦する和島大海(25=月心会チーム侍)が公開練習を行った。和島はK-1スーパー・ウェルター級のスーパーファイト(3分3R・延長1R)で、藤岡裕平(33=九州ジム・VLOS)と対戦する。
和島は9月のK-1大阪大会で、ムエタイ強豪ラーシーシン・ウィラサクレックを右アッパーでマットに沈めた。勝負を決めた右アッパーは「ずっと練習でやっていて狙っていた」一撃だった。
蹴りの印象が強かった和島だが、現在はパンチの技術向上に取り組んでいる。それは現K-1スーパー・ウェルター級王者・木村”フィリップ”ミノルに勝つためだ。
3月「K’FESTA.3」の王座決定トーナメント決勝で木村にKO負けして以降、和島は「木村選手に勝つためににはもっとパンチのスキルを上げる必要があると思って練習してきた」と木村にリベンジすることを念頭に置いた練習を続けている。
今回の相手・藤岡について和島は「藤岡選手の試合動画を幾つか見たんですけど、僕の相手にはならないかなて感じやったんで、圧倒して勝ちたい、こんなところで負けていられないと思いました」と絶対に落とせないとする。「自分はトーナメントの決勝までいっているし、自分がK-1代表とまでは言わないですけど、K-1ファイターとして初参戦の選手には負けられない」と断言。
相手の藤岡は「蹴り合いでは負けない」とコメントしているが、和島は「自分も蹴りには自信があるし、今回はパンチも磨ているのでパンチでKOしたいという気持ちもあります」とパンチでのKOを見据える。
今回の大会では木村がチャンピオンとしての初陣(スーパーファイト)でアビラル・ヒマラヤン・チーターと対戦する。もちろん和島は木村の試合も意識しており「同じ日に試合をすれば絶対に比較されると思うし、僕がインパクトあるKO勝ちを見せて、木村選手にプレッシャーを与えるじゃないですけど、僕も強くなっているというところを見せたいです。木村選手と再戦するまでは負けられないですね」と木村とのリマッチにつながる勝利をイメージしている。
最後に「次の試合は絶対にKOするので応援よろしくお願いします」と短い言葉でKO宣言した和島。進化した拳で藤岡を倒して、木村への挑戦アピールにつなげることができるか。
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