【K-1】和島大海が一撃快勝、右アッパーでラーシーシンを下す「地元大阪でKOできて良かった」
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1秋の大阪決戦~』
2020年9月22日(火)エディオンアリーナ大阪
▼第7試合 スーパーファイト/K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R
○和島大海(月心会チーム侍)
TKO 2R 0分59秒 ※右アッパー
●ラーシーシン・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックスジム)
和島は2016年7月にKrush初参戦。12勝のうち10のKOを数える爆発的な攻撃力を武器とする。今年3月の『K’FESTA.3』で第3代K-1スーパー・ウェルター級王者決定トーナメントに出場し、準決勝で日本の城戸康裕に判定勝ち。ダメージの蓄積により決勝で木村”フィリップ”ミノルに1Rで敗北したものの、国内中量級のホープとしてその名を轟かせた。
対するラーシーシンは、元K-1スーパー・ライト級王者ゲーオ、現Krushライト級王者ゴンナパーを要するウィラサクレック・フェアテックスジムのファイター。昨年11月にはK-1で活躍した日菜太と対戦し、判定負けを喫したものの僅差判定まで持ち込んでいる。
1R、サウスポーの和島が軽いフットワークから強い左ミドル。ラーシーシンも右ミドルで応戦し、和島の左ローにすぐさま右ローを返す気の強さを見せる。和島は会場に快音が響く強い左ローをヒット。打ち返すラーシーシンの右ローはカットし、和島が一方的に左ローを積み重ねる。ラウンド終盤に和島が飛び込みながら左アッパーを突き上げると、ラーシーシンがバランスを崩し後ろへ転倒。これがダウンを判定され、和島がポイントの上で一歩リードする。
2R、ラーシーシンが圧力を強め、細かい動きから右ロー、右ミドルをテンポ良くヒット。和島も左ミドル、飛び込みながら左ヒザとバリエーションの多い攻撃で対抗する。ラーシーシンがさらに圧力を強めようかというその時、和島が1R終盤同様に飛び込みながら右アッパーをヒット。返す刀で左ローを振るった時にはすでにラーシーシンは前のめりに崩れ落ちダウン。レフェリーが即座に試合をストップし、和島のKO勝利を告げた。
マイクを握った和島は「地元の大阪でKOできてよかった」と勝利に喜び。そして会場に観戦に来ている父親が誕生日であると明かし、会場のファンから祝福の拍手が沸き起こった。そして強敵だったラーシーシンの強さを褒め称えた後「また木村選手にリベンジしたい」と、今年3月に敗北した木村”フィリップ”ミノルへとの再戦を誓った。
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