【キック】元陸上自衛隊・大谷翔司がバズーカ撃破、次は「レベルスのベルトを獲って、知名度・人気、お金を稼ぎたい」=一夜明け会見
12月6日(日)夜に東京・後楽園ホールで行われた『REBELS.69』で、REBELS-BLACK 63kg級王者のバズーカ巧樹(菅原道場)に勝利したINNOVATIONライト級王者の大谷翔司(スクランブル渋谷)が一夜明け会見を行った。
大谷は元陸上自衛隊という異色ファイター。当時、地元の歩兵部隊で徒手格闘訓練隊のメンバーとして活動したという。過去8試合負けなしで、今年8月に紀州のマルちゃんを下し、INNOVATIONライト級王座を獲得するなど、その実力は申し分ない。
バズーカ戦では、1・2Rにペースを掴まれたものの、3Rで前に出た大谷がパンチでダウンを奪取。ロープに詰めてのパンチ連打や、終了間近で左右のフックを連続でヒットさせると、バズーカをフラつかせ、ヒザを付かせるなど盛り返し、判定0-3で勝利を収めた。
今回の試合は負けられない試合であり、メインイベントということで多少のプレッシャーもあったという大谷。練習では自分が先手先手でペースをつかみ、後半で倒す予定だったが、バズーカに1・2Rを先に仕掛けられたことは課題だと語る。しかし、2R後半からは相手の攻撃も見え、自分の攻撃も当たり、3Rにダウンを取ることが出来たため、そこから突っ走ったという。
また、会見では右手に包帯を巻いて登場し「試合中は平気だった。終わってからちょっと痛いなと思って、病院に行った」と話した。記者からの骨折かとの質問に頷くも、そんなに長引く怪我ではないとコメントしている。
相手のバズーカについては「試合前から勝てると思っていた」としながらも「思ったより強かった。『さすがチャンピオンだな』という攻撃力もあった」と振り返った。
現・REBELS-BLACK 63kg級王者のバズーカに勝利したため、次回は是非REBELSのベルトをかけてリマッチしたいと意気込み、来年は「知名度・人気、お金を稼ぎたいので、レベルスのベルトを獲って幅広く活躍していきたい」と展望を語った。
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