【RIZIN】朝倉未来、弥益ドミネーターの”喧嘩”発言に「歯や鼻が折れる、覚悟して」と粉砕宣言

2020/12/29（火）UP
（最終更新：2020/12/30 01:42）

　12月31日（木）にさいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.26』の［RIZIN MMAルール(68.0kg)：5分3R　※肘あり］で弥益ドミネーター聡志（30＝team SOS）と対戦する朝倉未来（28＝トライフォース赤坂）が29日、試合前インタビューに答えた。

　朝倉は先月11月の『RIZIN.25』では、初代RIZINフェザー級王座決定戦で修斗フェザー級王者・斎藤裕と対戦したが、斎藤のアグレッシブさに押されRIZIN初黒星を喫し王座を逃した。今回は再起戦であると同時にフェザー級王座奪取への第一歩となる。

　現在の心境について聞かれると「倒したいなって感じです。KOになるのか、一本になるのか、わからないですけど、判定にならないような試合をしたい」と完全決着を望む。

　前回の斉藤戦での敗戦を経て「（これまでは）自分の狂気的な部分を抑えていたのが、自分の強みと思っていた。（自分は）爆破力やリスクを冒した殴り合いってやっぱり強いので、（今回は）冷静さと自分の中にある激しいものを出して、混ぜたら1番強いんじゃないかということで、カウンターも入れつつ、自分からの入りも入れ、新しい朝倉未来が見れると思います。昔のような爆発力のある瞬間もあれば、カウンターを取る時もあれば、混ぜた感じです」と、今回の試合は冷静かつ、爆発力を見せると決めている。

　対戦する弥益は極めの強さを武器とし、18年6月には芦田崇宏をアームロックで撃破。再戦となる同年10月にはフルマークの判定勝利を収め、第9代DEEPフェザー級王座を戴冠した。その芦田戦2試合を含め7連勝と絶好調だったが、今年9月に牛久絢太郎との接戦を落とし王座陥落。今回の大舞台で再起をかける。

　その弥益からは「喧嘩をさせてください」との言葉もあったが、「打ち合いこそ1番強いので、今まで弥益選手がやってきた選手と一緒にしてもらったら困る。パンチ力とか、キック力とかは比じゃないので、年始から仕事だと思うけど、無事でいられると思ったら、大間違い。歯が折れたり、鼻が折れたりすると思うので、その辺は覚悟してきて欲しい」と、前戦で斎藤の鼻をパンチで折ったように、サラリーマンでもある弥益にも今回の試合は来年からの仕事の大きなリスクになる可能性を伝えた。

●編集部オススメ

・【RIZIN】大みそか大会のテレビ放送・配信・生中継スケジュール＝12.31さいたまスーパーアリーナ

・朝倉未来と斎藤裕の３人のジャッジ内容、朝倉が与えたダメージは相殺されていた

・【RIZIN】朝倉未来が“路上のケンカ師”に原点回帰、弥益の“殴り合い”誘いに「望むところ、失神KOもある」

・【RIZIN】弥益ドミネーター、平本蓮と舌戦の朝倉未来に「目を背けてるのかな、最大限油断して」

・【新刊】朝倉未来 初の自叙伝が本日発売、サイン本が一瞬で売り切れる