【RIZIN】朝倉未来と斎藤裕の3人のジャッジ内容、朝倉が与えたダメージは相殺されていた
11月21日に大阪城ホールで開催された『RIZIN.25』で朝倉未来vs斎藤裕が戦い、斎藤3-0の判定で勝利した。
1Rは大きな差はなく、2Rに斎藤がパンチの手数や、テイクダウンを奪うなど優勢に。3Rには序盤に再び斎藤がテイクダウンを奪うも、後半の打撃戦では朝倉のパンチのクリーンヒットで2度、斎藤が腰から落ちるもすぐに立ち上がり反撃する展開を見せた。
RIZINオフィシャルサイト「教えてチャーリー」のコーナーではマッチメーカーのチャーリー氏がこの判定の内容について打ち明けている。
「試合の後にジャッジペーパーを見せてもらったんですけど、3名ともほぼ同じだったんです。ジャッジは全員”ダメージは相殺した”と言う風に見ていました」という。
チャーリー氏は3Rでジャッジの基準となるダメージで差がつき朝倉が勝ったと思ったと言うが、ジャッジは誰もダメージと明確には評価していなかったという。
競技の中であのクリーンヒットでダメージと明確に取られていない朝倉も合点がいかないかもしれないが、チャーリー氏はそこは斎藤の効いてないフリ、それをする根性にあるとした。3Rの一発目の顔面へのクリーンヒットで大きく体勢を崩し、それで鼻が折れたと思われるが、それでもポーカーフェイスで戦い続けた闘争心は凄い。
起き上がらずにそのまま亀になったらダメージとして取られていただろう。
続けてチャーリー氏は「斎藤選手のあの倒れた場面も、ジャッジとしてはあれはタイミングで倒れたっていう判断だったし、たぶん斎藤選手本人も倒れたように見せないようにしていたんでしょう。斎藤選手の意図した行動と、ジャッジの見方が重なって、最終的に「ダメージは相殺した」という評価につながったんだと思います」と語った。
相殺されたダメージだったが、チャーリー氏は朝倉はカウンターの名手で相手に手を出させるのが上手いと評価。ダメージに明確な差がなかった場合は18年5月に朝倉海がマネル・ケイプに2−1の僅差で勝った時のように手数、アグレッシブさ、試合の流れを作ったかで評価するため、カウンター選手は手数が少なくなる傾向にあり判定に不利に働くと話す。さらに斎藤はテイクダウンを見せたのもよかったと語った。
この教えてチャーリーではその他に斎藤のタックルがどう動きを変えたか、そのタックルの技術とは何か、などわかりやすく解説している。
▶︎次のページは【動画】3Rラスト1分、朝倉のクリーンヒットとすぐに起き上がる斎藤の映像
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・【外部リンク】RIZIN「教えてチャーリー 朝倉vs斎藤」
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