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【RIZIN.26】大みそか全出場選手コメント

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2020/12/29(火)UP

▼第14試合 スペシャルワンマッチ
RIZINキックボクシングルール(57.0kg):3分3R ※肘無し
那須川天心(TARGET/Cygames)
vs
クマンドーイ・ペットジャルーンウィット(タイ/ペットジャルーンウィット) 

那須川天心

・那須川天心:57kgの契約体重については、発表されたのがギリギリだったので、その中で有酸素運動で削って削って。もっと期間があれば、もっと下の体重でやってもよかったかなと思います。通常体重は、61か、あって62くらい。

 クマンドーイの印象は、全体的にバランスも良いですけど、蹴りもパンチも一発一発に重みがある。当たったら倒れるパンチかな。攻撃力があって、思い切りはあるし、タフな印象です。
 変なタイミングで倒せることもあって、当て感があってタイミングうまい。
 今まで戦ったタイ人と比べて、スピードはありそうだなと感じました。体格でいったらスアキムのほうが大きかったと思いますが、スピードだったり、殺傷能力だったり、タイ人の中でもだいぶ強いほうかなと。

 毎年毎年大晦日に出させてもらって、大晦日を那須川天心で過ごすっていう人はけっこういると思います。那須川を見ずに、年は越せない。そういう人たちのためにも、一年やってきたことを出さないと、とも思います。

 今回のテーマは「次元上昇」。ここ1年で動きだったり、自分自身も変わってきたと思う。選手たちの中でも『やっぱり次元が違うんだな』と比べられないくらいの差をつける試合をしたい。
 次元上昇とは、たとえば現代にはあまりいない、たとえばアニメとかになっちゃいますかね。革命児のようなもの。何かを起こす人ってみんなから批判されたりバカにされたりすると思うんですけど、それをやり続けちゃう。
 アニメだと、『AKIRA』を何回も何回も見ています。何年も前の作品ですが、あれは文化でありカルチャー。その時代に考えられない、有り得ないと思われていたことが実際に表現されている。AKIRAという存在自体カッコイイと思います。

 髪の毛を初めて緑色にしたんですけど、これは、(最年少グラミー賞の)ビリー・アイリッシュを意識したもの。世界基準だなと。似合わないしやめたほうがいいとも言われるけど、自分が似合っていればいいと思う。

記事:那須川天心、今回のテーマは”次元上昇”「アニメ『AKIRA』のような存在に」

クマンドーイ

・クマンドーイ・ペットジャルーンウィット

ー対戦相手の那須川天心は知っている?

 かなり知っている。

ー印象は?

 とても強い選手。特にスピードがあるところ、技のバリエーションが多い。

ーそれに上回ることができる?

 十分に戦える自信がある。

ームエタイではないルールの違いについては?

 このルールで自分は戦ったことはないので、チャレンジだ。

ームエタイと違い、3Rだが?

 いつもと違う戦いをする。最初から攻撃する。

ーKOの自信はある?

 もちろんある。

ーロッタンに勝ったことがある?

 4、5年前に勝ったことがある。地方の小さな会場で体重は56kgぐらいの契約。
試合内容は5R判定勝ち。ロッタンとは体格差で不利だったが、パワーでは引けを取らなかった。

ー今回の57kg契約体重は問題ない?

 やったことはないが、問題ない。

ー自分はどういった選手?

 パンチも蹴りも両方使える。特にパンチが得意。

ー今回のルールで特に大変だと思う点は?

 いつもの5ラウンドではなく3ラウンド。早く勝負をつけないといけない。

ータイと比べて日本の寒さは?

 来日してこの気候になれたので、全く問題ない。

ーRIZINについて知っていた?

 すごく大きなイベントとして、知っていた。チャンスがもらえたら、継続参戦したい。

ーいつ来日して、調整は問題ない?

 今月の14日到着。14日間隔離で、特には外には出ず、ホテルで調整していた。


▼第13試合 スペシャルワンマッチ
RIZIN MMAルール(68.0kg):5分3R ※肘あり
朝倉未来(トライフォース赤坂)
vs
弥益ドミネーター聡志(team SOS)

朝倉未来

・朝倉未来:(今の心境は)倒したいなって感じです。KOになるのか、一本になるのか、わからないですけど、判定にならないような試合をしたい。

(これまでは)自分の狂気的な部分を抑えていたのが、自分の強みと思っていた。爆破力やリスクを冒した殴り合いってやっぱり強いので、(今回は)冷静さと自分の中にある激しいものを出して、混ぜたら1番強いんじゃないかということで、カウンターも入れつつ、自分からの入りも入れつつ、新しい朝倉未来が見れると思います。昔のような爆発力のある瞬間もあれば、カウンターを取る時もあれば、混ぜた感じです。

 打ち合いこそ一番強いので、今まで弥益選手がやってきた選手と一緒にしてもらったら困る。パンチ力とか、キック力とかは比じゃないので、年始から仕事だと思うけど、無事でいられると思ったら、大間違い。歯が折れたり、鼻が折れたりすると思うので、その辺は覚悟してきて欲しい。

記事:朝倉未来、弥益ドミネーターの”喧嘩”発言に「歯や鼻が折れる、覚悟して」と粉砕宣言

弥益ドミネーター聡志

・弥益ドミネーター聡志減量は、いつもより契約体重が重いので、すごく楽をさせていただいていますね。

 朝倉選手が対戦相手として自分を指名したのは、最初から「弥益ならいける」と、そういう認識で試合に臨んでいるので、今更だなと。しかし、試合の時の自分というのは、試合をしないとわからない。映像を見ても良い所は絶対にわからないと思っているので、逆にチャンスだなと思いますね。

 今までの記者会見や公開練習を通じて、皆さんに『朝倉未来の対戦相手』から、弥益個人に目を向けさせる過程が出来たと思っています。番狂わせの空気も醸成出来たと思っています。着々と(番狂わせの)条件が揃っていると。

(以前に弥益が、DEEPで芦田崇宏選手との対戦前には「サッカーしようぜ、お前ボールな」と煽ったことについて)相手の頭が地面に近づいたら、蹴るようにインプットされていますので。蹴るようにしています。

(試合後、何を得て何を失うのかという問いに)個人的には「自分は何も背負っていない」と思っています。誰かのために戦うとか、全国の会社員を勇気づけるとかではなく、自分が勝ちたいから、勝ったら楽しいから。普通の自分と格闘技をやっている自分が、二人いるようなイメージなんですね。片方の自分が勝っても負けても、もう片方の自分には何の影響もない。何も失わないし、何も得るものはない。

(朝倉がRIZIN公式映像で「集客出来る奴が一番偉い」と語っていたことについて)彼の格闘技はそういうものじゃないかと。でも結局リングで勝ったやつが偉いんですよ。それを放棄してしまうと、このスポーツは絶対に崩れてしまうし。それに人として男として、負けたくないじゃないですか喧嘩に。そういう所に訴えていく所が、この競技の魅力だと思っているんで、自分はそこを強く押したいですね。

記事:朝倉未来と戦う弥益ドミネーター、朝倉の「集客出来るやつが一番偉い」に対し反論

▶︎次のページは五味隆典vs皇治、浜崎朱加vs山本美憂

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