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【K-1】無敗の元ボクシング世界王者 山田真子、”人気で可愛いMIOに実力で勝つ”

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2020/12/31(木)UP

ボクシングで世界を獲った鋭いパンチを叩き込む山田(C)K-1

 元プロボクシングWBO世界王者で女子キックのJ-GIRLS王座も獲得している(26=KINGS)が公開練習を行った。1月24日(日)『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4~』(代々木第一体育館)にて女子-46kg契約ワンマッチで元シュートボクシング日本ミニマム級王者MIO(25=K-1ジム相模大野KREST)と対戦する。

 29日にK-1のSNSに公開された動画では元ボクシング王者らしい鋭いパンチにキックをミットに蹴り込む。反応の早く最小限でかわすスゥエーバックを見ても彼女に死角は見えない。
 山田は2010年12月に16歳で女子キックのJ-GIRLS王座を獲得。その後ボクシングに転向し、14年2月にプロボクサーデビュー7戦目の19歳でWBO女子世界ミニフライ級王座を獲得したが同年5月に返上。キックの世界に戻った。昨年11月よりK-1に参戦し今回が3戦目。ボクシング、キック、K-1とも無敗だ。

元KICK王者として鋭い蹴りも持ち合わせる(C)K-1

 19年11月からK-1 JAPAN GROUPに参戦。その初戦となったKrush後楽園ではMOEを下し、11月のK-1福岡大会では優に勝利している。

 優との先月の一戦を「自分自身、最初は少し動きが固かったんですけど、見せ場を作ることができたし、反省点も見つかって、プラスもあり、マイナスもありという試合でした」と振り返った山田。「一戦目より二戦目の方が動けていたと思います。でもまだ完ぺきではないので、これからしっかり仕上げていきます」と試合を重ねるごとに手ごたえを感じている。

 山田は福岡県糸島市のジムに所属して活動を続けている。首都圏のジムに比べてスパーリングパートナーなどの面で恵まれてない部分もあるが、山田は「強くなるために必要なものは環境じゃなくて自分自身だと思います」と断言する。

インタビューに応える山田(C)K-1

「確かに東京と福岡では周りにいるプロ選手の数は違うかもしれませんが、練習内容はそれほど変わらないと思います。私はトレーナーさんや出稽古先で教わったことをノートに書いて、いつでも見返せるようにして練習しています。そうやって一人で練習するときも反復練習を続けて、一回一回の練習を意識を高く持ってやっています。強くなるために必要なものは環境じゃなくて自分自身。そうやって自分の意識を高めながらできることを全力でやれば強くなれると思います」

 対戦相手のMIOと山田は同世代(山田=1994年生まれ、MIO=1995年生まれ)。お互い長く格闘技界で活躍し「MIO選手が色々とメディアに取り上げられているのを見て、活躍している女子格闘家の一人という感じで認識していました」という一方「お互いやっている競技が違っていたので意識することはなかったし、交わることはないと思っていました」と戦う相手として見たことはなかったという。

 そのMIOとK-1のリングで拳を交えることになった山田だが「とにかく私は決まっている試合をしっかり勝つだけ。そうすればもっと上の選手とマッチメイクしてもらえると思うので、MIO選手に勝つことが今の目標です」と目の前の試合に勝つことに集中している。

 さらに「MIO選手は可愛いと言われていて、実際に可愛くてファンも多いと思います。MIO選手にはビジュアル的な部分で盛り上げてもらって、私は実力で成り上がっていきます。今回も絶対に負けません」と語った山田。その言葉通り、自らの拳で勝利と夢を掴むことができるか?

▼山田の公開練習の動画、鋭いパンチとスゥエーバック、そして蹴り

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