【K-1】MIO、無敗の元ボクシング世界王者 山田真子に「初黒星つける」
1月24日(日)『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4~』(代々木第一体育館)にて女子-46kg契約ワンマッチで元ボクシング世界王者の山田真子(26=KINGS)と対戦するMIO(25=K-1ジム相模大野KREST)が24日(木)、所属ジムにて、公開練習を行なった。
2分1Rのミット打ちで、パンチ、ミドル、ヒザ蹴りなどを一心不乱に打ち込んだMIO。公開練習後にはインタビューに臨んだ。
対戦相手の山田は2010年12月に16歳で女子キックのJ-GIRLS王座を獲得。その後ボクシングに転向し、14年2月にプロボクサーデビュー7戦目の19歳でWBO女子世界ミニフライ級王座を獲得したが同年5月に返上。キックの世界に戻った。昨年11月よりK-1に参戦し今回が3戦目。ボクシング、キック、K-1とも無敗だ。
MIOは山田について「結構なキャリアがある中で、まだ無敗っていう。戦ってわかる強さがあると思います」という。しかし「勝ったらオイシイなとは思っています。初黒星をつけたいです」と、無敗の女王に初めての苦杯をなめさせ、自身のK-1でのステップアップに利用するつもり。
今回がK-1ルール2戦目となるMIOは元シュートボクシング日本ミニマム級王者だ。K-1デビュー戦となった今年の9.22大阪大会では、元Krush女子アトム級王者の高梨knuckle美穂相手に悔しい判定負け。ほろ苦いK-1デビューとなった。
高梨との試合では「自分の動きがほとんどできなくて、凄くフワフワしていたなという感想です」と、初めてのK-1ルールへの適応と久々の試合に苦しんだ。
その後、出稽古などで同じ階級の女子選手のいるジムに通い、スパーリングを中心に実戦の勘を取り戻す練習に取り組んだ。「もう同じ失敗はしてはいけないと思っているので、次の試合はちょっとガツガツに行きたいなと思っています」と、次戦に懸ける想いも強い。
対戦相手の山田の存在は、小学生の頃から意識していたという。「面識はないんですけど、彼女も小さい時からやっていて、その頃から強くて有名で、メディアとかでも取り上げられていたんで、自分の中で凄く意識していました」と告白したMIO。その後、山田がキックボクシングからボクシングに転向したため、対戦できる機会を失ったかと思っていたが、まさかのK-1での遭遇となった。
「率直にうれしいです。当時、周りに『やったらおもしろいんじゃない?』って言われてたので、本当に小学生の時に戻った気分」と、山田との試合が実現したことに関して、喜びの感情もあるようだ。
不本意だったK-1デビュー戦を糧に、2021年は「たくさん戦って、K-1でのMIOのストーリーを築き上げたいなと思います」と、K-1の舞台での飛躍を誓う。
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