【K-1】初参戦MIO、高梨knuckle美穂のパワーに圧倒され判定負け
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1秋の大阪決戦~』
2020年9月22日(火・祝)エディオンアリーナ大阪
▼第9試合 スーパーファイト/K-1女子ミニマム級/3分3R・延長1R
●MIO(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
判定0-3 ※28-30、29-30、28-30
◯高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM)
MIOは元初代SB日本女子ミニマム級王者の肩書きを持ち、長らくRENAの妹分として女子キックのリングで活躍した。昨年7月に格闘競技者からの引退を発表していたが、同8月にK-1参戦を電撃発表。今回ついにK-1デビューの日を迎えた。
対する高梨は第2代Krush女子アトム級王者の肩書きを持つハードパンチャー。デビューからわずか3戦目で元NJKFミネルヴァ王者・C-ZUKAを撃破し王座についた規格外の破壊力を武器とする。今年6月にアトム級王座を返上しミニマム級に転向。女子キックの大物・MIOとの対戦を迎える。
1R、両者オーソドックス。MIOが右ミドルを放ちながら高梨を中心にリングを回ると、高梨はパワフルなパンチでプレッシャーをかける。MIOは細かい前後の出入りから懐に飛び込むと、高梨は左フック、右ストレートのカウンターで迎え撃つ。
2R、左右フックから左ローとコンビネーションを見せるのは高梨。強引に距離を詰めるMIOを懐に呼び込み、ワンツーをヒットさせていく。ジリジリと距離を詰めながら左右ストレートを回転よく繰り出す高梨へMIOは右ストレートでカウンターを狙うが、ひとつ手数が多い高梨が打ち勝つ。
3R、逆転を期して前に出るMIOへ、高梨が左右のローをテンポ良くヒット。強引に前に出てパンチを打つMIOがヒットを稼ぐが、高梨の重い右ストレートで体ごと押し戻される。パンチの交換は高梨のパンチで終わる展開が続き、高梨のヒットが目立つまま試合終了のゴング。ジャッジは3者とも高梨の勝利を支持した。
外敵MIOの撃退に成功した高梨はマイクを握ると「今日の試合、絶対KOするって決めてたんですけど、気持ちが出し切れなくてKOできなくてすごく悔しいです」と反省の弁。一方で「格上相手に手応えは感じたのでもっとレベルアップできると思います」とさらなる飛躍の可能性を感じさせるコメントを残した。
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