【UFC】40歳アリスター・オーフレイムがUFC王座獲得後に引退宣言「今がキャリアのピーク、ファイナルランの始まりだ」
2月7日(日・日本時間)に米ラスベガスのUFC APEXで開催される『UFCファイトナイト・ラスベガス18』のメインイベントにて、ヘビー級ランキング6位のアレキサンダー・ヴォルコフ(32=ロシア)と対戦する、同級5位のアリスター・オーフレイム(40=オランダ)が、28日の『MMA Junkie』の取材で、自身のキャリアと次戦のヴォルコフ戦について答えた。
過去5試合で4勝(全てKO勝利)し昨年は2連続KO勝利を収めているアリスターは「2連勝中なので勢いがある。エキサイティングな戦いを見せているし、自分でも満足している。この流れを続けていれば、タイトルショットが見えてくるはずさ」と、2月のヴォルコフ戦で良い勝ち方をして、タイトル挑戦をアピールする構えだ。
アリスターは続けて「現実的に考えて、ファイナルランの始まりだ。45歳まで戦い続ける気はない。王座獲得したらすぐに引退するだろう」とコメント。
アリスターは16年9月の『UFC203』で王者スティーぺ・ミオシッチに挑戦するも1R KO負けで王座獲得に失敗しているだけに、5年ぶりに巡ってくる可能性があるUFC王座獲得へのラストチャンスにかける想いは強いだろう。
しかし、目下の相手のヴォルコフはかなりの強敵だ。M-1 Globalとベラトールのヘビー級のベルトを獲得した空手ベースの豪腕ストライカーで、過去に元K-1戦士のマイティー・モー(米国)や元UFCヘビー級王者のファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル)ら強豪勢からKO勝利を飾った実力者だ。前戦となる昨年10月のウォルト・ハリス戦では、ボディへの前蹴りで2R TKO勝利を収めている。
アリスターはヴォルコフについて「彼はオールラウンドなファイターだ。蹴りもパンチも良いし、グラウンドもグラップリングもできる。全局面において危険な選手だ。しかし、こちらの準備もできている。素晴らしい戦いになるはずだ。私は今がキャリアのピークだ」と、自信満々の様子を見せた。
アリスターはここ数日、自身のSNSにPRIDE時代の写真や映像などを投稿しており「この時からかなり時間が経ったが、私はまだ終わっていない!」と強く意気込んでいる。悲願の王座獲得に向けてのアリスターの“ファイナルラン”に注目が集まる。
▼アリスターvsヴォルコフの煽りPV、アリスターのこれまでのKOシーンが収録!
One final thing to accomplish. #UFCVegas18 pic.twitter.com/hEhXalgS8a
— UFC (@ufc) January 29, 2021
▶︎次ページ(動画あり)は、PRIDE時代、アリスターが元UFC王者ベウフォートを“ギロチンチョーク”で極めた瞬間(アリスターの公式SNSより)
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【UFC】40歳アリスター・オーフレイムが元ベラトール王者とKO必至の激突へ、元RIZIN王者ケイプのデビュー戦も=2.7
・【UFC】アリスター・オーフレイム、新鋭サカイに鉄槌でTKO勝利
・【ONE】セネガル相撲の英雄・ケインが1R TKO勝利、120kgの巨漢が強烈パウンド連打!(動画あり)
・【ベラトール】歴代“秒殺KO”映像集を公開、元PRIDEロシア軍最強兵士・ハリトーノフの“大の字KO負け”の衝撃シーンも(動画あり)
・全米人気の素手ボクシング大会が衝撃KOトップ10を公開、“カメラ返り血”や“史上最短3秒”KOも
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!