2021/05/05（水）UP
（最終更新：2024/10/16 07:49）

大仁田に“邪狼”（じゃろう）を名乗ることに直談判する壬生狼一輝（C）K-1

　5月2日（日）神奈川・鶴見青果市場にて行われた『爆破甲子園2021年春』に“大仁田モノマネ”が恒例となっているKrushバンタム級王者・壬生狼一輝（みぶろかずき=19=力道場静岡）が、大仁田厚の電流爆破を生観戦。大仁田から“邪狼”（じゃろう）を名乗ることを許された。

　かねてより大仁田からSNSを通じて激励のメッセージを受けていた壬生狼。今回は大仁田にKrush王座獲得と次戦を報告するため、『爆破甲子園2021年春』が行われた鶴見青果市場に足を運んだ。

　試合前に大仁田のもとを訪れた壬生狼はKrushのベルトを持参すると、大仁田は壬生狼の王座戴冠を祝福「いずれは武尊を追い越してK-1の大スターになってくれ！」と期待を寄せた。

最後に大仁田はスーパーササダンゴマシンを電流爆破で大爆発させ優勝を決めた（C）K-1

　そして壬生狼は「5月23日にK-1バンタム級日本最強決定トーナメントに出場することになりました。そこでトーナメントに向けて大仁田さんにお願いがあります」と切り出し、壬生狼自身が筆で書いた「邪狼」（じゃろう）と書いた紙を差し出す。壬生狼は「大仁田さんの“邪道”から“邪”をいただき、壬生狼の“狼”と合わせて、僕に“邪狼”を名乗らせてください！」と大仁田に直談判。

　壬生狼の言葉を聞いた大仁田は「お前が“邪狼”を名乗ることは構わない。ただ人には色んな生き方がある。今日の俺の試合を見て、もう一度“邪狼”を名乗るかどうか決めろ」と返答。壬生狼も「分かりました。大仁田さんの試合を見て、決めさせてもらいます」と、大仁田の電流爆破を見たあと、改めて大仁田のもとを訪れることとなった。

大仁田（右）が“邪狼”（じゃろう）名乗りを許可。壬生狼と記念撮影（C）K-1

　初めて電流爆破を生観戦、それも最新の強力兵器で大爆発させ大仁田は勝利。その迫力に感動した壬生狼は再び“邪狼”の紙を持って、試合後の大仁田の控室へ。「大仁田さんの電流爆破を見て、めちゃくちゃかっこよかったです！大仁田さんの試合を見て決めました！僕に“邪狼”を名乗らせてください！」と思いの丈をぶつける。

　壬生狼の熱い想いを受け取った大仁田は「壬生狼、頂点に上り詰めたら嫌われるぞ。好かれるばかりじゃない。嫌われる覚悟をしておかないと。でも人生ってそんなもんだよ。だからお前は頂点まで上り詰めろ。俺はお前の真っすぐなところが好きなんだよ！」と呼応。「お前がトーナメントを勝ち抜いて客を呼べるようになって、メインイベントをやる時が来たら、お前に“邪狼”の革ジャンを持ってきてやる」と邪道魂の伝承を誓った。

　最後に大仁田は壬生狼と肩を組んで「頑張れ！壬生狼！1、2、3、ファイヤー！」。大仁田から邪道魂を注入された“邪狼”壬生狼がトーナメント制覇に臨む。

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