【RIZIN】MMA初挑戦のRISE王者ベイノア、“極真魂で東京ドーム大暴れ”宣言! 対するドミネーターはこの一戦に皮肉=6.13
6月13日(日)に東京ドームにて開催される『Yogibo presents RIZIN.28』の追加対戦カードが、1日に発表された。
“ブラックパンサー”ベイノア(25=極真会館)と弥益ドミネーター聡志(31=team SOS)がRIZIN MMAルール(73kg/5分3R※肘あり)で対戦する。
ベイノアは極真空手で全日本軽量級王者になった空手家。キックでは17年にJ-NETWORKウェルター級王座、18年にはRISEウェルター級王座を獲得した。今回初のMMAルールでの試合に挑戦する。
対する弥益は昨年大晦日のRIZINで朝倉未来と対戦した元DEEPフェザー級王者。戦績は11勝(4KO/5一本)6敗と勝ちのほとんどがフィニッシュ。打撃もグラウンドもできるオールラウンダーだ。前回は朝倉にハイキックで仕留められている。
RIZIN東京ドームの大舞台でMMAルール初挑戦のベイノアは「アウェイの舞台に飛び込む訳だが、自分は何も考えずに暴れるだけ。自分の持てる力を、極真空手で培ってきたものを、存分に発揮してドームの舞台で大暴れしようと思う。RISEチャンピオンの名に、極真空手の名に、そして板橋区成増の名に恥じないよう、全力で戦おうと思う」と、強く意気込み。
初体験のMMAの練習については「MMA経験者の先輩や外部から教えてくれる選手もいるが、基本は極真空手の道場でやっている。キックに挑戦する時も、自分は空手の延長で出ていた。MMAも特別な事をするのではなく、あくまで自分のバックボーンである空手の延長のつもりで準備をしている」と語った。
また、RISEと極真の頂点に立った選手として弥益との打撃のレベルの差について質問すると「やってみないと分からない。MMAとキックの打撃も違うと思う。グローブやリングの環境が違うだけで変わってくると思うので、なかなか比べにくい」と、慎重に言葉を選びつつも「どんなルールや階級でも強いやつは強い。強いやつが勝つというだけ」と語気を強めた。
MMAの順応については「100%伸びしろ、押忍!」と自信を込めて語ったベイノア。試合について「秘策はない。相手より勝っているのは野性味と勢いだけ。相手は理論立てていろいろ考えてくだろうが、自分は考えても何も出てこないので、勢いでいく」と語った。
また、弥益は会社員であるため、平日の本会見を欠席。以下のコメントが発表された。
「思いがけないことですが今回RIZIN東京ドーム大会に出場させていただくこととなりました。私など、本来であれば東京ドームという素晴らしい舞台に見合うような人間ではないのですが、キックボクシングのチャンピオンであるベイノア選手が初めてのMMA挑戦という記念すべき試合で、自分のような仮にも日本の老舗MMA団体の元チャンピオンを対戦相手に選び出すという、並外れたリスクマネジメント能力の低さ、圧倒的リテラシーの欠如によって出場の機会をいただけました。初のMMA挑戦、ただ1階級下の選手を指名するという、チャレンジングなんだか保守的なんだか分からないベイノア選手ですが、足を止めて、ノーガードで打ち合いましょう」といつものドミネーター節が読み上げられた。
果たして、東京ドームの大舞台で、MMA初挑戦のベイノアの極真蹴りが炸裂するか、はたまた、オールラウンダーの弥益が、MMAの奥深さを教えるのか。
【決定対戦カード&選手データ】
“ブラックパンサー”ベイノア(25=極真会館)身長178cm 体重:73kg/戦績17勝(9KO)3敗/主なタイトル:RISEウェルター級王者/極真会館 第35回全日本ウエイト制空手道選手権大会 軽量級優勝
弥益ドミネーター聡志(31=team SOS)身長176cm 体重:73kg/戦績11勝(4KO/5一本)6敗/主なタイトル:元DEEPフェザー級王者
▶︎次ページ【動画】ベイノアがハイキックで一撃KO勝利を飾った瞬間
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