【シュートボクシング】エース・海人、MMAからの刺客・小金翔との対戦に「確実に圧倒する試合になります」=6.20後楽園
6月20日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『SHOOT BOXING 2021 act.3』で対戦するS-cup2018世界王者・海人(23=TEAM F.O.D)と、総合格闘技団体ZSTの第3代ライト級王者・小金翔(33=フリー)のインタビューが主催者より届いた。
海人はシュートボクシングの絶対的エース。今年2月の『REBELS~FINAL~』で日菜太に判定勝利し、KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級王者のベルトを手にした。前戦は4月のモハン・ドラゴン戦で、ダウンも奪い判定勝利している。
前戦が判定勝利だったことを振り返り、海人は「倒せなかったことが一番ダメなところで課題点でもありました。自分はもっとレベルの高い世界の選手とやっていきたいと思っているので、今はどの攻撃でも倒すことを意識して準備しています」とやる気を見せる。
対戦相手の小金の試合映像を何試合か見たという海人は「MMAの選手ならではの大振りな攻撃があまりなく、真っすぐな攻撃を的確に出しているので結構立ちの展開もできるなという印象を受けました」と印象を語るが「久々のヒジありなので、斬りたい気持ちもありますし、他の打撃でも圧倒したいと思っていて、小金選手が今までに受けたことのないようなヒジや打撃を打っていきたいと思っています」と意気込む。
今回の試合を「僕としてはすぐに終わらせにいこうと思っているので、早く試合が終わると思います」とし「確実に圧倒する試合になります」と圧勝宣言。
他団体のチャンピオンを受け入れたからには、しっかりと決着を付けたいという海人は、最後に「今はコロナが落ち着く様子もなく、ダラダラとこのまま日本人選手とやっていくことは自分が望んでいるものではありません。もちろんシュートボクシング協会と話し合ってですが、海外の選手とどんどんやっていきたい中で、それが日本で実現できないというのであれば、海外に行ってでも試合をしたいと思っています。まずは目の前の一戦ですね。今回はシュートボクシングのリングでシュートボクサーがMMAのチャンピオンを圧倒する姿を皆さんにお見せします!」とコメントを送った。
対する小金はアグレッシブなファイトスタイルが魅力のZSTの現役王者。前戦は今年4月の『ZST.70』で判定勝利している。
小金は今回のシュートボクシング参戦に向け、今まで以上に打撃の練習を増やしている他、元UFCファイター・岡見勇信が中心となるプロ練習でSBルールで使える関節技を考えながら練習しているという。
対戦相手の海人に「無茶苦茶強いというイメージがあります」という小金は、自分が対戦するとはも思っておらず、海人の1ファンとして試合をチェックしていたという。
「キックボクサーのようで、ガードを固めて攻める選手だなと。蹴り、パンチ、ヒジ、ヒザも何でもできる選手」と海人の印象を述べ、「普通にキックボクシングのスタイルで戦っても難しい相手なので、MMAファイターっぽい動きで海人選手を崩していけたらと思います。蹴りは海人選手の方がうまいので、勝算はパンチにあるのかなと。あとは組んで立ち関節などを駆使して勝ちに行きます」と戦略を語る。
今回は海人が得意とするヒジ打ち有ルールでの試合だが、小金はあえてこのルールを選んだ。「MMAの日本人選手だとヒジを器用に使う選手はあまりいないのですが、外国人選手だとヒジ打ちのうまい選手は多いです。ここでヒジなしルールを選んでも、これから外国人選手とやっていくことを考えた時に自分にとってはプラスにならないのでヒジありを選びました」と将来を見据える。
最後に小金は、初参戦となるシュートボクシングのファンに向け「僕はお客さんの喜ぶような試合をしたいと思っています。今後上に行くためにも、会場に来てくれた方が僕のことを覚えて帰ってもらえるように頑張りたいと思います」とメッセージを送った。
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