【RIZIN】グラチャン王者・伊藤空也、金太郎と激闘予告「自分は打撃が売り、全部見せたい」

2021/06/21（月）UP
（最終更新：2021/06/21 17:47）

　6月27日（日）丸善インテックアリーナ大阪で開催される『RIZIN.29』で16名によるバンタム級トーナメントに参戦する、伊藤空也（24=BRAVE）が21日に公開練習を行なった。
　伊藤は1回戦で金太郎（28=パンクラス大阪稲垣組）と対戦する。

　伊藤は強さを求め名門・BRAVEジムの門を叩いた熱血ファイター。禅道会仕込みの打撃とバランスの良いグラップリングを武器にGRACHANで活躍。昨年9月のバンタム級王座決定戦で獅庵を判定で下し、第6代同級王者となった。

　伊藤は公開練習でミット打ちを披露。BRAVE代表の宮田和幸が持つミットに、鋭いジャブ、ワンツーから力強いミドルを蹴り込み、最後はキレのある左右のミドル連打で締めた。

　伊藤は現在のコンディションについて「いつも通り万全。先週まで結構追い込んでいたが、今週は怪我をしないように慣らしている。（体重は）しっかり落とせるように調整している」と、リラックスした表情で順調をアピール。

　昨年9月にGRACHANの王者のベルトを手にして以来の試合が念願のRIZINとなるが、その初戦の相手は、超攻撃的なファイトスタイルで、高い人気と注目を集める金太郎。「身体がデカくてフィジカルが強い。イケイケでガンガンくるタイプ」とその印象を語ると「自分と相性良い。知名度もあるので、勝ったらオイシイ。盛り上がる試合になるはず。プロなんでしっかりと見せたい」と、今回の会場が大阪だけに、さらに大きな地元の声援を受けるであろう金太郎に対し、臆することなく、食ってやると言わんばかりに力強く語った。

　伊藤は続けて、金太郎の勢いや強い圧力を警戒しつつも、気持ちとスタミナは自分の方が優っているとし、「自分は打撃が売りだし、それ以外も含めて持っているものを全部見せたい。全局面で盛り上がる戦いを見せたい」と、理想とする勝利のイメージは既に出来ている様子だ。

　また、伊藤が所属するBRAVEには、現DEEPライト級王者・武田光司、第4代ZSTフライ級王者・竿本樹生、第8代DEEPフェザー級王者・芦田崇宏など、既にRIZINで活躍している選手がいるが、伊藤も「今回、（チームの）看板を背負う気持ちでしっかりと勝ちに行きたい」と、語気を強めた。

▶︎次ページ【動画】は、GRACHAN王者・伊藤空也が空手仕込みの鋭い蹴り！BRAVE代表の宮田和幸が持つ豪華ミット打ち

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