【RISE】チームドラゴン移籍初戦の大雅「普通に勝つ」と“人獣”狩りに自信
7月18日(日)エディオンアリーナ大阪・第一競技場にて開催される『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021』。本大会で中村寛(24=BK GYM)と対戦する元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者・大雅(24=チームドラゴン)が1日公開練習に臨んだ。
大雅はこの一戦から所属をチームドラゴンへ変更。前田憲作会長が持つミットへ、素早い右ジャブからワンツー連打のコンビネーションをヒット。軽快に鳴り響く打撃音から、調子の良さをうかがわせた。
移籍こそ本大会からだが、すでにチームドラゴンでの練習は約1年を迎えるという大雅。改めて「毎日充実した日々を送れていて最高です。本当に強くなっている実感があります」と笑顔を見せた。
名伯楽として知られる前田会長の指導にも「本当にすごいです」と感嘆の声。「ゴールを教えてくれて、そこに向かってしっかりできるように」という逆算の指導内容に手応えを感じている様子。策士としても知られる高い分析力についても「(今回の試合も)ハマると思います」と、すでに中村攻略の道筋は見えているようだ。
6月17日に行われたカード発表会見では一触即発のムードとなった大雅と中村。大雅は中村の行動を振り返ると「ああいうやつだとは元々分かっていました」と想定内とのこと。選手としての印象も「もっと強いやつらとやってきたので、向かい合ってもなんとも思いません。計量オーバーはよくないので、落としてきて欲しいですね」と歯牙にもかけない様子をみせる。
笑顔のまま滑らかに語る大雅は、直近では2連勝と好調。チームドラゴンでの練習の成果が出ているかという質問に「それは間違いない」と自信を持って答えた。想定する試合展開は「試合中にどうなるか。流れで倒せたら倒しにいこうと思います」と、控えめながらKOを狙うと宣言。改めてこの一戦に向け「こんなところで負けていられないし、ここで勝つことがゴールじゃありません。しっかり普通に勝ちたい」と、勝利は当然であるとばかりと意気込みを見せた。
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