【RIZIN】元K-1王者・大雅が貫禄の判定勝利、緊急参戦の基山幹太は敗れるも大健闘(動画あり)
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『Yogibo presents RIZIN.27』
2021年3月21日(日)愛知・日本ガイシホール
▼第9試合 RIZINキックボクシングルール 61kg契約
○大雅(TRY HARD GYM)
判定3-0 ※30-28,30-27,30-27
●基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM)
大雅は元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の肩書きを持ち、RIZINには18年9月に初参戦。19年10月のRIZIN.19では白鳥大珠と対戦し、判定負けを喫するもダウンの応酬で盛り上げた。しかしその一戦を含めRIZINでは3連敗。背水の陣で臨んだ昨年11月の大阪大会では、DEEP☆KICK王者・山畑雄摩を判定で下し、連敗をストップした。
対する基山は空手新空手の全日本選手権『K-2GRAND PRIX 2019』軽量級優勝、19年10月に参戦したONEの人材育成大会『ONEウォーリアシリーズ』でも勝利するなど活躍を見せる。昨年高校を卒業し、“怪物くん”こと鈴木博昭のBELLWOOD FIGHT TEAMに所属。得意のストレートと、威力抜群の蹴りに磨きをかけている。今回、小川翔の欠場により、代打で出場が決まった。
1R、基山と大雅は共にサウスポーの構え。序盤からお互い打ち合う展開。じりじりと圧力をかける基山が左ストレートを放つと、出入りする大雅が強烈なカウンターの右をヒット。さらに踏み込んでのボディ。大雅は格の違いを見せつけんとばかりに、出入りの早さと一発の破壊力で基山を圧倒する。
2R、基山が前蹴りを軸にミドルを蹴っていく。大雅が強烈な右ジャブをヒットさせるも、基山が右フックを合わせる。お互い足を止めてのパンチの交換。大雅のクリティカルヒットが多いが、基山は倒れない。パンチの距離に詰める大雅に、空手出身の基山は左ハイキックをヒットさせる。
3R、基山が左ストレートを連打。大雅が飛び込んで右をヒット。大雅がカーフキックを放ち、前傾姿勢の基山のバランスを崩しにかかる。鼻血が目立ち始めた基山。大雅がフルスイングで基山に次々にパンチを当てていく。必死でブロックする基山だが、口が開き始めダメージと疲労を隠せない。大雅のボディを何度も受ける基山だが、必死に耐え抜き、試合終了。
元K-1王者の貫禄を見せた大雅が判定3-0で完勝。しかし、大雅のクリーンヒットにも最後までダウンを許さず、戦い抜いた基山にも大きな拍手が送られた。
勝利した大雅はリング場のマイクで「相手の基山君、まだ若い選手ですが、気持ちが強い選手で、自分もムキになりました。これから楽しみです」と、今回急遽の参戦で大雅の相手を務めた基山を称賛。「僕はこれからもっと上のステージに行きたいんで、どんどん強い選手とやって頑張ります」と、意気込んだ。
▼この試合の動画
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