【DEEP】大原樹理が悲願の戴冠へ意気込み「しっかりベルトを巻きたい」DEEP4連勝の大木良介「どの場面でも仕留める」＝前日計量

2021/07/03（土）UP
（最終更新：2021/07/03 18:44）

　7月4日（日）東京・後楽園ホールにて開催される『skyticket Presents DEEP 102 IMPACT』の前日計量が3日都内にて行われた。

　第7試合[DEEPライト級暫定王者決定戦 5分3R]に出場する大原樹理（30＝KIBAマーシャルアーツクラブ）、大木良太（32＝KRAZY BEE）が計量に臨み、両者ともに70.25kgでライト級リミット70.3kgの計量をパスした。

　大原は180cmの長身と長い手足を持ち、主戦場のDEEPで国内の強豪選手としのぎを削ってきた鉄人ファイター。約10年のキャリアで47戦を行う中、昨年9月にはRIZIN初参戦で矢地祐介を撃破。今年2月にはDEEPで北岡悟を1R KOで撃破し、過去3度敗れている武田光司の持つDEEPライト級王座への挑戦に名乗りを上げていた。

　対する大木は15年11月にプロデビューし、これまでプロ7戦6勝（3KO）1敗の戦績。侍マーク・ハント、アニマル☆KOJIを撃破し19年10月からDEEPに参戦。ここまで高塩竜司、佐々木大、LUIZ、鈴木琢仁を撃破しDEEP全勝をキープしている。

　ついに王座決定戦にこぎ着けた大原は「まずはDEEPのベルトが欲しい。明日はしっかり勝って、しっかりベルトを巻きたい」とベルトへの強い思いをあらわにした。

　王座を争う相手はストライキングを得意とする大木。大原は「打撃に付き合ってくれるのかな。バチバチのやり合いになると思います」と打撃戦の展開を予想。さらに「お互い血まみれのやり合いになるのかな」と激しい打ち合いになるという見解を示した。

　この一戦をクリアし暫定王座を手にすれば、正規王者・武田光司との統一戦も見えてくる。これまで武田への挑戦を熱望してきた大原だが、現時点では「全く（意識）していません。今回の試合に勝たないと話にならないので。まずはきっちり勝って暫定王者のベルトを巻きます」と、目の前の大木戦にすべてを懸ける構えだ。

　改めてファンへ「きっちり勝つので、きっちりベルトを巻いた姿を見て欲しい」と呼びかけた大原。悲願のDEEP王座奪取を成し遂げられるか。

　一方の大木もまた「いつも通りの流れで、コンディションばっちりです」と調整成功に自信あり。DEEP参戦以降4連勝の最短距離で王座挑戦にたどり着いた道のりに「一戦一戦しっかり勝つことを意識してやってきました。想定内というか、当たり前の流れ。もっと上に行きたいので」と、やるべきことをやった結果との見解を見せた。

　大原の印象を「RIZINにも出ていて知名度もある。おいしいかな。いつか当たるかとは思っていた」と存在は認識していたものの「特別な思いはない」とここでも平常心。フィニッシュへの道のりも「ストライカーなのでパンチでKO。でも寝技もできないわけじゃないので、どの場面でも仕留められる練習はしてきた」と全局面でのフィニッシュ可能とイメージを広げる。

　最後に「大変な中、観に来ていただけてありがとうございます。ばっちり勝つところをお見せしますので、楽しみにしていてください」とファンへ勝利を約束し、明日の決戦に向かった。

＜計量結果＞
▼第7試合　DEEPライト級暫定王者決定戦 5分3R
大原樹理（KIBAマーシャルアーツクラブ）→70.25kg
vs
大木良太（KRAZY BEE）→70.25kg

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